古いアパートの入居率を維持するために

今年はアパートを見に行ったり案内に行ったりする機会が

増えています。

ここ数年はほとんど行くことがなかったのですが、今年アパートに

行ってみて気が付いたことが多くありましたよ。

以前はほとんど空室の無かったアパートが長期間空いてしまって

いて・・・どうしたのか？と思ったりしていました。

これまで私は見ることが無かったのですが、お客さんのお断り内容を良く聞いて

大家さんにアドバイスをするようにしていますよ。

古いアパートとなど、一度入居者様が退出されてしまうとしばらく入居者

が決まらない・・・というケースはとても多いですから、その前に策を講じる

というお話をしています。

例えば設備が古くなっている・・・でもまだ使える。。。という状態で見て貰って

もイマイチ反応は良くありません。

それでも、これを交換してくれれば借りてくれるとか言っていただければ良いの

ですが、これはパス！とされてしまうと、どうしようもできないですからね。

空きが増えないうちに綺麗にリフォームをするようにお話しますが、お金がかかって

しまうことですから。。。

後は外部の塗装の話もしますが・・・これもお金がかかってしまうので・・・すべての

大家さんという訳にはいかないものの、見積もりを出して大体の費用なども

お知らせするようにはしています。

そこまで・・・ではなくても、先ず見に行った際に廊下を通ります。

この部分がキレイでないと印象も悪くなってしまいますし、排水溝の詰まりなども

建物にとっては良くないことなので説明しています。

こちらは費用はさほどではない為、維持管理のためのものとしてやってもらうことに

していますよ。

大家さんも自分で見に行かない人も多いですから、こちらからアドバイスすることに

よってご理解頂けるケースが多いのも最近気が付いたことですね。

古くなっても浴室洗面キッチン・・・全て新品となっているお部屋は、やはり決まります

よね。

ただ、お金が掛かってしまうので大変ではあるのですが。。。

かなりの年数を経たものであれば、中途半端ではなく思い切ったリフォームをされて

いる方の方が入居率は良いようです。

反対に決まったらリフォームする・・・という場合はちょっと・・・ですね。

今年案内に行って気が付いたことは思っているよりチャンスは少ないということですかね。

新築物件が増えていますから・・・

見に来た人も見た中で良いものを選ぶのです。

多くの空きが出る前に少ないお客さんに選択してもらえるな努力も大家さんには

必要になってきていると思いますよ。