父親の後妻の所有財産を相続するには

テーマ
  1. 遺産相続
  2. 遺言

母が亡くなり、父が再婚後死亡。後妻との間に子供おらず、又連れ子もいません。
後妻とはこれまで仲良くしてきましたが、高齢になり、自分の所有の全ての財産(不動産)は私に相続して欲しいとの申し出がありました。

私は一人っ子、後妻の親は既に亡くなってますが、兄弟は居ます。

後妻の財産を相続する為には、私と後妻で養子縁組する必要があるでしょうか?

必要はありませんが・・・

(5.0) | 2011/07/15 19:19

こんにちは。弁護士の高橋です。

結論からいえば、養子縁組か遺言書の作成のいずれかが必要となりますが、養子縁組の方が確実性が高くお勧めです。

まず、現状ですが、hellokiwaさんは、後妻さんの子ではないため、現時点で後妻さんが亡くなると、後妻さんの遺産は、後妻さんの兄弟(兄弟が亡くなっている場合には、その子も含む)が相続し、hellokiwaさんは相続できません。

次に、養子縁組をした状態で後妻さんが亡くなると、hellokiwaさんだけが相続人となり(後妻さんに他に子がいない場合)、後妻さんの財産は全てhellokiwaさんが取得します。

また、養子縁組をしなくても、「すべての遺産をhellokiwaさんに相続させる」との遺言書を後妻さんが作成すれば、その遺言書で不動産を相続することができます。
ちなみに、「全財産を相続させる」という遺言書を作成すると、法定相続人から遺留分減殺請求といって「もらいすぎた財産をよこせ」という請求を受けることがあるのですが、本件では相続人が後妻さんの兄弟(その代襲人)であるため、遺留分がありません。

以上のように、後妻さんの財産を相続するためには、養子縁組をするか、遺言書を書いてもらうかということになります。

ただ、両者を比較すると、以下の点から、養子縁組をするほうがお勧めです。
1)遺言書の取り消しは容易だが、養子縁組の解消は困難。
2)養子として相続を受けた場合、養子分の相続税控除が利用できる。
3)仮に、後妻さんが亡くなる前にhellokiwaさんが亡くなった場合、養子縁組では当然にhellokiwaさんのお子さんが代襲相続人として相続できるが、遺言書の場合、当然に代襲相続ができるものではない。

以上、ご参考になれば幸いです。

評価・お礼

hellokiwaさん (2011/07/20 00:03)

とても参考になりました。有難うゴザイマス。

養子縁組と遺言のメリットとデメリット

(5.0) | 2011/07/19 15:18

川崎の行政書士です。

おおむね別の先生が書かれているとおりですが、
補足させていただきます。

養子縁組をすれば、あなたが未婚の場合、姓を
変わることになります。また、扶養義務も発生します。
葬儀やお墓のことも考慮しておいた方がいいように
思います。

税務的には、養子でなく遺言書で遺贈してもらった
場合で、かつ、相続税がかかるときは税額が1.2倍に割り増されます。
もっとも、遺贈と養子縁組とでは、相続人の人数が違ってきますから、
基礎控除額も変わってきます。どちらがお得かはこの情報では
何とも言えません。また、各種手続きを考えると、遺言の場合は、
自分を遺言執行者に指定してもらわないと面倒なことになるかもしれません。

また、別の先生とは考え方が違い、
あなたが先に死亡した場合、あなたに子供がいても、養子
縁組より先に生まれている子は、代襲する権利はないように
思います。後妻さんの財産があなたの子に行くことは、別の手立てを
しない限りないと思いますので、その点はご注意ください。

評価・お礼

hellokiwaさん (2011/07/20 00:06)

養子縁組より先に生まれている子は、代襲する権利はないんですね。
とても参考になりました。有難うゴザイマス。

(現在のポイント:4pt このQ&Aは、役に立った!

このQ&Aに類似したQ&A

遺産相続 2008/11/03 01:23 | 回答1件
再婚して、万一が起こった場合 2006/05/06 01:45 | 回答1件

専門家に質問する

相続に関する疑問・質問に、専門家が回答してくれます。
「相続について疑問があるけど、直接専門家に相談するほどではない。」
「直接専門家に相談する前に、まずは、無料で質問してみたい。」といった方、お気軽に質問をお寄せください。

(全角30文字以内)

(全角1000文字以内)

[1]この内容はサイト上に公開されます。

  • ご質問の内容は、回答がついた時点でサイト上に公開されます。
  • 個人や企業を特定できる情報や、他人の権利を侵害するような情報は記載しないでください。

[2]質問には回答がつかないことがあります。

  • 質問の内容や専門家の状況により、回答に時間がかかる場合があります。
遺言について分からなくなったら「相続 専門家プロファイル」へご相談ください。
最適な相続の専門家を無料でご紹介いたします。 相談内容を入力する

※専門家の紹介、また、専門家からの提案・見積りは、無料でお使いいただけます。実際にお仕事を発注する段階で金額などは専門家と個別にご相談ください。