「裁判員裁判」を含むコラム・事例
15件が該当しました
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性犯罪と裁判員裁判制度
「南日本で今年、女性が性的暴行を受け、けがをした事件で、検察側が被害者の意向に沿い、裁判員裁判の対象となる強姦致傷罪でなく、裁判官だけで審理される強姦罪で容疑者を起訴していたことが、被害者側関係者の話で分かった。昨年8月には別の強姦致傷事件で、被害者側が裁判員裁判で審理されるのを避けるため示談に応じ、容疑者が起訴猶予処分になっていたことも判明。専門家からは性犯罪を裁判員制度の対象から外すべき...(続きを読む)
- 今林 浩一郎
- (行政書士)
裁判員裁判2例目、さいたま地裁判決
2例目となった裁判員裁判が12日、さいたま地裁で判決が下された。 市民感覚を裁判に取り込む目的で実施された裁判員制度であるが、 1例目と違い、量刑判断が難しい2例目で多くの問題点が浮上してきた。 13日5時6分asahi.com記事はこう報じた。 全国で2例目となる裁判員裁判を終え、記者会見に応じた裁判員たち。 被告に懲役4年6カ月の判決を宣告し、緊張から解かれた表情で語る 言葉には、一人の人生...(続きを読む)
- 平 仁
- (税理士)
裁判員裁判で量刑不当による控訴は許されるのか?
裁判員裁判が控訴された場合にはどうなるのか、面白い指摘がある。 7日8時5分産経新聞記事はこう報じた。 裁判員裁判で下された懲役15年という判決を受け、弁護側は「量刑も 厳しく、被告もわれわれも主張が認められず不満だ」と、控訴を視野に 入れていることを示唆した。 裁判員裁判の判決後、控訴された場合、どうなるのか。 控訴期限は通常の刑事裁判と同様、14日以内だ。 検察側、弁護側が控訴すると、高裁で...(続きを読む)
- 平 仁
- (税理士)
裁判員裁判、判決下る
裁判員制度を適用した最初の判決が6日、東京地裁で下された。 初めての裁判員を経験した7名のコメントを見ると、無事に終えて ほっとした様子が見て取れる。 7日1時28分YOMIURI ONLINE記事はこう報じた。 全国第1号の裁判員裁判となった東京都足立区の路上殺人事件で、殺人罪に 問われた無職藤井勝吉被告(72)の判決公判が6日、東京地裁で開かれた。 秋葉康弘裁判長は懲役15年(求刑・懲役16...(続きを読む)
- 平 仁
- (税理士)
人が人を裁く〔評価する〕難しさ
初の裁判員裁判が、注目を集めています。 司法の場に市井の声と心を、という趣旨に立てば、今回の 案件が、どういった結果になるにせよ、大いに論議を呼ぶ のは間違いなく、まずまずのスタートと云えるのかもしれ ません。 法治国家として、どのような法体制を整えれば良いのか、 そして、法律制定や改定に関するチェック体制や仕組みを どう整えれば良いのか、課題は山積みです。...(続きを読む)
- 葉玉 義則
- (キャリアカウンセラー)
足利事件、菅家さん釈放 その2(3)
3 逮捕・勾留中の自白の証拠能力 今までは自白強要の問題を指摘しましたが、安易に自白を「任意」になされたものと認めてしまう裁判官と司法制度の問題も見逃すわけにはゆきません。 その根本的な解決策としては、身柄を拘束した被疑者の供述(自白)はそもそも任意性に疑いがあることを原則とするべきではないでしょうか。 つまり在宅、あるいは保釈中の被疑者の供述でなければ有...(続きを読む)
- 羽柴 駿
- (弁護士)
和歌山毒カレー事件、最高裁判決(2)
死刑か無罪か、究極の判断 第二は、この事件のような無罪か有罪かが争われ、有罪であれば死刑となる可能性が極めて高い事件では、裁判所は死刑か無罪かという究極の判断を迫られるということです。そして、間もなく始まる裁判員裁判では、職業裁判官だけでなく一般市民から選ばれた裁判員も、全く同じ立場でそのような究極の判断を下さなければならないのです。 日本の刑法学の重鎮である団藤重光氏(東...(続きを読む)
- 羽柴 駿
- (弁護士)
シリーズ 新・刑事法廷を始めるにあたって
私の著書「刑事法廷」の出版から11年がたちました。 「刑事法廷」は、私自身の担当した刑事事件の中から、一般の市民にとって興味がありそうなものを取り上げることによって、刑事司法の現場の実情と弁護人の苦労を判りやすく解説しようとしたものでした。幸い多くの方々に支持していただき、一刷は完売となりました(現在は私の事務所でのみ二刷を販売中です)。 私はこのオールアバウトの専門家に登録...(続きを読む)
- 羽柴 駿
- (弁護士)
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