上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
認知症の備え
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一般社団法人認知症協会が『マンガでわかる医学博士がすすめる認知症にならない最高の習慣』を無料で読めるキャンペーンをやっていたので、申し込んでみました。本を書かれたのは山根一彦先生で、山根先生の認知症予防・改善教室というYouTubeチャンネルも配信されています。
認知症患者の6~7割を占める
アルツハイマー型の認知症は、アミロイドベータと呼ばれるタンパク質が蓄積し、神経細胞が減っていくことが原因と考えられています。
アミロイドベータが発生する原因は、
細菌、口内のバクテリア、ヘルペスウイルス、カビ、ダニ、水銀、歯の詰め物(アマルガム)、ビタミン不足、高血糖、小麦グルテン、牛乳のカゼイン、ストレス、虫歯、トランス脂肪酸、マグロなどの大型の魚、揚げ物、寝不足、アルコール、たばこ、いびき、夜間頻尿、動物性脂肪、加工食品、化粧品、運動不足、乳製品、農薬、薬などたくさんあります。
デール・プレデセン博士が開発した
リコード法は、体の炎症を抑え、体に溜まった毒素を解毒する治療法です。マインドフルネスの精神を土台にし、運動、睡眠、ストレス、脳への刺激、デトックス、サプリメント、栄養の面からアプローチすることで、認知症の症状が改善していくという研究結果が得られています。
こういった診断や治療を
病院で受けようとすると、かなり高額な費用がかかります。病気や怪我の医療保険には入っていても、認知症に対応できる保険に入られている方は少ないのではないでしょうか。保険を見直してみたい方は、ぜひご相談ください。
最後に、
病院のお世話になる前に日頃からできそうな食習慣を紹介します。
・糖質(砂糖、白米、パン、麺、じゃがいもなど)の摂取を控えめにする
・12時間以上の絶食、就寝3時間前までに夕食を済ませる
・オリーブオイル、アボカド、アマニ油、米油を摂る(植物油脂は避ける)
・ナッツも控えめに(くるみがよい)
・ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー(アブラナ科)の野菜を摂る
・ゆでる、蒸す、生(短時間調理)が良い。焼く、揚げる、グリルは避ける
・小型の青魚(イワシ、アジ、サバ)を摂る(DHA、EPA)
・抗生物質や成長ホルモンの入っていないエサで育てられた卵、肉を摂る
・体重1㎏あたり1gのタンパク質を摂る(体重60㎏なら肉、魚300g)
(肉、魚は100gあたり20g、卵は6gのタンパク質が含まれている)
・絶食後は吸収力が高まっているのでレモン水を飲む(菓子パン、農薬を避ける)
皆様もできそうなことからチャレンジしてみてください。
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