上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
環境の変化
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4月になりました。
友人に近況を尋ねると、異動や転勤になった人がとても多かったです。コロナ禍が終了した新年度ということで、移動の制限がなくなったからでしょうか。
息子も高専5年生になり、
1週間の時間割の17コマのうち7コマが卒業研究の時間に当てられています。4年生の時から研究室を選び、研究内容も決まっていて、息子は春休みの間も熱心に英語の論文を読んだり、在宅ワークで学んだことを自分の研究に生かしたりしていました。
そしていざ4月になって研究室に行ってみると、先生がいらっしゃらなかったり、パソコンの電源が入らないため家からパーツを持参して動かさないといけなかったりしたようです。足りない部品を学校で購入してもらおうとしたら、届くまでにかなり時間がかかりそうということで、結局自費で購入していました。自宅と同様の環境を整えるために、何かと時間も費用もかかっているようです。学校では定期的に停電があったり、ネット環境も学校のセキュリティ対策が研究の妨げになることもあったりするようです。
息子は、海外の大学に進学したがっていましたが、
高卒ではなく高専卒だと受験資格がなかったので、断念していました。日本の大学への編入も考えて、2か月ぐらい受験勉強をしていましたが、自分の学びたい内容がどこで学べるのかわからないし、スキルアップのために必要な知識は職場で教えてもらえるということで、就職することに決めていました。その際、昨年インターンでお世話になった東京の会社がいいか、在宅ワークで給料の良い会社の面接を受けるかで悩んでいました。
我が家は音が筒抜けなので、息子は親の話し声がとてもうるさく感じ、かなりのストレスになっているようです。できることなら環境を変えたいと思っています。そのためにはお金がかかります。そして食事や家事やお金の管理など、これまで親任せにしていたことを自分でやらないといけません。
環境の変化は
自分を成長させることのできるチャンスです。息子はいろんな場所に出かけ、様々な体験をするのが楽しみで、ワクワクしながら計画を立てています。ただ、毎日パソコンの前に長時間座りっぱなしで、体は悲鳴をあげています。授業に間に合うように登校するために睡眠不足の日々。考えないといけないこと、決めないといけないことが山積みのため、親に見せる表情は暗いです。
来年の今頃は、
新しい環境で再スタートするだろうなと思います。見守る親としては、その時に考えた一番良いと思える選択をし、後悔のないように過ごしてもらいたいと思います。みなさまは新年度になってどんな日々をお過ごしですか。今後、どのような未来を過ごしたいですかよろしければお聞かせください。
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