大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「カナダで頑張る日本女子たち」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
カナダにいらっしゃい!

大澤 眞知子

オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
Super World Club 代表
サービス:1件
Q&A:116件
コラム:1,644件
写真:1件
お気軽にお問い合わせください
※ご質問・相談はもちろん、見積もりや具体的な仕事依頼まで、お気軽にお問い合わせください。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

カナダで頑張る日本女子たち

- good

迷子になった日本の教育 2016-10-17 00:29

「日本の女の子は優秀ですね〜。」

カナダで頑張る日本女子たちが、じわじわっとカナダの人たちの目をひき始めました。

 

カナダ・アルバータ州大平原の小さな町で、日本からやって来る能力のある若者たちの応援をしています。日本で38年間、英語理解には必須のクリティカル・シンキングの指導をしたあと、自分自身も新しい挑戦をと、カナダに移住。 ここしばらくは私の大きな使命として大応援をしています。

 

日本で手塩にかけて教えた特別な生徒たちが、私のいるカナダ目指してやって来ます。 特性も能力も知り尽くしている生徒たちですので、最大の経験が出来る環境を用意して応援します。

 

地元の学校に飛び込んで、高い高いレベルのコースに挑戦し、これでもかこれでもかと頑張る高校生(女子です!)。 日本の教育制度でも成功して来た逸材ですので、英語文化に来ても、その能力は見る人の目には明らかです。

 

クリティカル・シンキングをいっぱい学んで大学生になった生徒、社会人になった生徒(またまた女子です!)がボランティアにやって来ます。 ケアセンターやアニマルシェルターのボランティアに飛び込んで、日本人のいいところを全部出しきって頑張っています。

 

アニマルシェルターの人のことば:

「前向きに何でも笑顔でこなしてくれて、しかも、周りをよく見て自分からどんどん仕事をみつけて働いてくれます。

ずっといて欲しい!ですね。」

「棚のリネンがきれいにたたまれて、整理されているのに驚きです。 一体誰かしてくれたの〜〜?と叫んでしまいました。 もちろん日本からのボランティアでした。 日本人てみんなこんなに気がついて、てきぱき仕事をすることが出来るんですか? 素晴らしいです! もっともっと来て欲しいです。」

 

いやぁ、絶賛です。

サポートしているこちらも鼻高々、というより、カナダの小さな町で日本女性の評判が高まることは非常に嬉しいことですね。

 

ホストファミリーからも:

「家が明るくなった! とてもよく気がついて一緒にいて楽しい。 話しもいっぱい出来るし、ユーモアもあるし。 またいつでも遊びにいらっしゃい。」

と絶賛です。

よくあるホストとのトラブルなんて、全く別の世界ですよ。

 

あれ? 男子は?

。。。

正直、評判はよろしくありません。

 

カナダの人の一般的な日本男子論:

「年齢よりはるかに幼いですね。」

「自分の面倒を自分で見れないね。」

「日本の母親は特に男の子に甘いんですか?」

 

例えば、高校生のホストファミリー。 女生徒のホストが「あのね。。。」と、私に持ちかける相談は、食事の内容だったり、休日の予定だったり、勉強しすぎの夜更かしだったり。

あくまでも大人と大人の関係でのホームステイの問題です。

 

高校生年齢の男子生徒の場合は、まだまだ大人になりきってない子供の面倒を見るのに少々疲れた愚痴が多いです。 次は「日本の女の子」をホストをしたいですと、よく言われます。

 

ところが、カナダの大学を目指し、十分準備をし、日本の高校で頑張り、卒業してからカナダに来る18歳の男子生徒はかなり異なります。 

高校生とは全く地元の評価が違います。

日本の男子は親元で大人になる機会が必要かも知れないですね。

ただし、十分勉強し、実績を残し、成長した男子に限りますよ。

 

 

思わず仮説です。

未だに男子がチヤホヤされ、男子の何倍も能力を見せないと認められない日本では、特別な能力を持った女子の精神的な成長は早いのかも。

早く大人として、精神的にも独立して行動することで、自分に自信をつけていくことが出来るのかも知れません。

私自身の経験と照らし合わせてもそう思えます。

 

それに引き換え、男子は、とにかく「男」であることに安住し、無難に生きていればなんとかなる男尊社会に慣れきっているようです。 だら〜っと親に面倒みてもらう精神構造が高校の間も続くのかも知れませんね。

そして、やっと精神的成長が見られるようになるのが18歳かも。

しかし、いつまでもママがしゃしゃり出る環境では、18歳を過ぎても幼いままですね。

 

カナダの教育長がこうぼやいていました。 日本を含め数か国から高校留学生を受け入れ、自分もホストファミリーとして日々格闘しているぼやきです。

高校留学生、特に男の子にとって一番の障害は「母親」だね。 しゃしゃり出て、いつまでも自分の国のやり方で子供に接する。 カナダの常識を無視してね。 「母親」だよ、問題は。

同感です。

 

ということで、日本女子歓迎ムードの高まっているカナダの小さな町です。

 

日本の男は幼いな〜と呆れている女子高校生、大学生、社会人のみなさん。

日本女性の評判をもっと高めにカナダにいらっしゃい!

 

カナダで一緒に存在感を見せましょう!!

 

 

プロフィール対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真