対象:住宅資金・住宅ローン
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お世話になっております。現在打ち合わせ中の工務店より外部のFPを紹介するので資金計画をしましょうというご提案をいただきました。
教えていただきたいのは、下記の状況において資金計画を行う必要性があるのかわからないので、ご回答いただければと思います。
・現在は土地と建物で住宅ローンの借り入れ申請を行い、土地だけ購入した状態です。
・借入額は10年目までの支払い額と11年目以降の支払額を現在の家計に組み込んで、支払可能かどうかシミュレーションをしてみて決めました。(Financial Teacher Systemでシミュレーションをしました)
・工務店には最初の打ち合わせの時に「住宅ローンの借入総額の内、土地でこれだけ支払ったので残りの額で消費税、確認申請費等の諸経費を含めて家を建てたいと思います。外構費は借入額内で支払えるのがベストですが、無理であれば最悪現金で支払う予定です。」と伝えました。
・ラフプランと共に提示した概算見積もりは残った借入額(こちらの予算)の約10%多い金額でした。
・詳細をつめて提示していただいた最終図面と見積もりは外構含まず予算の約17%多い金額になっていました。
・最終見積もりの金額をいただき「この金額では申し訳ないが注文できない。もっと抑えてほしい」と話し「予算より数十万円オーバーになりますがこの金額なら何とか下げられます」というお返事をいただいた金額で再見積もりを依頼しました。(この金額が総額なのか本体のみなのかは未確認です)
・後日、再見積もりをいただけるかと思っていましたら「展開図、詳細図等、作成して進めておきます」と話を進められておりましたので、一旦ストップをしていただきました。勝手に話を進めていたこと、前回工務店より「この金額なら何とか」と言っていた再見積もりの焦点が「私が希望した金額」に話が変わっていた事で不信感を抱いていることを察したのか、突然「資金計画をしませんか?」と提案されました。
どうしてもこの状況で資金計画の必要性がわからず、工務店に「再見積もりの金額で家を建てるための資金計画ですか?」と聞くと「生涯設計のためですよ」と言われ、シミュレーションもして借入額も確定しているのにこの段階で何を設計するのかよくわかりません。
住宅購入の際にする資金計画は「生活費、教育費等総合的に計算し、返済可能な借入額の試算」が大きな目的の一つではないのでしょうか?
S.Nさん ( 岐阜県 / 男性 / 36歳 )
回答:1件
資金計画の意味について
S.N様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の件、もしも資金計画をあらためて作るなら、ご自身で雇ったFPと一緒に作った方がよいと思います。
住宅購入時の資金計画は、人生設計にも通じるものですが、どうも信頼が取れないと感じる状態の相手から、あなたの人生はこれです、と見せられても、説得力はありませんよね。
また、ご紹介のFPは、保険会社や保険代理店に勤務している方の可能性が高いように思います。
私の見聞きする範囲では、保険営業をさせてもらう代わりに、保険会社のソフトを使い、無料でライフプラン・シミュレーションを実施できるというパターンが多いです。
FP相談は、ある意味では、お金についての医療行為のようなもので、選択次第では、その方の人生まで左右することがあります。
責任重大なので、アフターフォローまできちんと責任を持ってくれるFPと一緒に作った方が安心です。
ただ、今回、一番の悩みどころは、工務店さんと信頼関係が取れなくなりつつあることかと思います。
現実問題として、人件費などの建築コストが高騰している背景もあります。
必ずしも、好き勝手に値上げしているわけではないかもしれません。
ここは一度、工務店さんとよく話合った方がよいのではないでしょうか。
少なくとも当初の段階では、信頼が取れるとご自身で選択した工務店さんなので、単にコミュニケーション不足で不信感が募っているのであればもったいない話です。
参考意見です。
評価・お礼
S.Nさん
2017/11/21 13:53森本様
ご回答いただき、ありがとうございました。
おっしゃる通り、信頼関係によるところが大きい問題ではあります。
工務店よりご紹介いただくFPは保険の営業はしませんと言われてはおりますが、本気で資金計画を行うなら、森本様がおっしゃるように、自分でFPを探して依頼しようと思います。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
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