対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
費用(税金)の支払は先送りが有利。
はじめまして、FPの岩川です。
「毎月分配型の分配単価が高い」という解釈が、少し違います。
残念ながら、毎月の分配金は、「運用収益」とは限りません。
「分配金=収益+投資元本」と、自分のお金を取り崩す場合もあるからです。
それから、費用(税金)の支払いは、先送りにする方が有利です。
同じ税率と仮定すれば、
毎年、税金を支払い、30年再投資して運用するのと
30年後にまとめて、税金を支払う場合、どちらが有利でしょう。
当然、費用の支払いを先送りにすれば、その分多く運用できるわけですから、
毎月決算より、1年決算の方が有利と考えられます。
それと投資信託の「複利」という概念も、預金の複利とは異なり、毎年、金利がつくわけではありません。
元本割れをすれば、複利運用にはなりませんね。
投資信託は、投資信託という商品が複利運用されるというより、投資先の企業が事業収益を再投資することから、複利運用と考えられていると思います。
ただ、資産運用は、非効率な商品でもしっかり増やすこともできれば、効率的と思われる商品でも、失敗します。
資産形成の成功は、商品の良し悪しで決定するわけではありませんので、ご自身で行う場合は、あらゆる角度から考えましょう。
不明なことがあれば、気軽にご質問ください。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
(現在のポイント:6pt)
この回答の相談
毎月分配型投信を、累投にて10年以上の運用で購入を考えています。が、新聞やガイドの皆さんは「例え分配金を再投資したとしても年一回分配のものに比べて複利効果が低下する。」とアドバイスされています… [続きを読む]
コセゴンさん (長野県/44歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A