対象:投資相談
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かやはし 陽子
ファイナンシャルプランナー
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投資信託の複利効果の考え方
コセゴン様、はじめまして, かやはし陽子と申します。
複利効果とは、
一定期間ごとに支払らわれる利息を元本に足して、
これを新しい元本とみなして、その新たな元本に利息がまた計算されます。
つまり、利息が利息を生み出していく効果をいいます。
預貯金等の場合の複利の考え方として
利率、預け入れ期間、課税方法が同じであれば、
1年複利より半年複利、
半年複利より1ヶ月複利、
と利息の再投資期間が短いほうが利息が利息を生む額が大きくなりますが、
投資信託の場合は
上記預貯金等と同じ考え方で“複利効果”で増えることはありません。
当初購入の投資信託の基準価額は日々変動しますし、
分配金も上記の皆様のご説明がありますように
其々の投資信託によって
分配金の額の決定方法など、収益分配方針が異なってきます。
預金や債券の利息のようにあらかじめ決まっているものではありません。
投資信託の複利効果を考える場合、
毎月分配の場合には税の支払いが毎月発生するのに対し、
年1回分配の場合は、税の支払いを毎月でなく1年後に繰り延べることになります。
税金面からみれば
毎月分配金受取りの都度支払うより
年1回の分配型の方が効率的な運用と考えられます(ただし条件を同一とした場合です)。
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毎月分配型投信を、累投にて10年以上の運用で購入を考えています。が、新聞やガイドの皆さんは「例え分配金を再投資したとしても年一回分配のものに比べて複利効果が低下する。」とアドバイスされています… [続きを読む]
コセゴンさん (長野県/44歳/男性)
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