対象:住宅設計・構造
具体的な数値での比較が必要と思います。
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外張りにしても充填にしてもそれらの断熱性能の数値で比較しなければ意味がないと思います。
今回の場合、硬質ウレタンの厚みは?セルロースファイバーの厚みは? ということで断熱性能が決まります。
それぞれの材料には熱伝導率が決まっていますので、厚みにより熱貫流率Kが出ますが、外壁のその部分だけとってみますと、意外と外張り断熱は次世代省エネに対して断熱不足ということがわかります。
それよりも窓などの開口の方が断熱ロスが大きいので重要になります。
充填断熱の間の木が断熱不足なんていうのはナンセンスなことです。
壁内結露が起きるリスクがどちらが小さいかということで迷われているとしたら、どちらも同じでしょう。要は断熱と結露のことが理解できている施工かどうかが問われます。
ここら辺は南雄三著「断熱・気密のすべて」(日本実業出版社)の本に分かり易く載っています。
ちなみに、セルロースファイバーは空気中の水蒸気(気体)と分子結合(水素結合)して保湿能力が高い材料です。
自重の60%の水蒸気を抱えるデータが公表されています。
55Kg/?以上の密度で吹き込むのが基準となっていますので、30坪くらいの家でしたら1トンくらいの自重になり、600Kgくらいの水蒸気を抱えるとなります。
住宅では雨漏れ以外考えられない水分です。
水素結合ですので、周りの方が水上気圧が低ければ放出します。
調湿とはこのような現象です。
プラスチック系の断熱材にはありません。
ここに書くには書ききれないテーマですので、先ほどの本などできちんとした情報を入手されることをお勧めします。
ちなみに私のブログに集成材のことを載せていますので、よろしかったらご覧ください。
http://nakazato.exblog.jp/4260921
評価・お礼
悩める32歳 さん
中里様
回答 ありがとうございます。
ただ 中里様が何を伝えしようとしてくれているのかが見えません。
ただ 調湿効果という物がどのような物かと言うことが少し理解できました。
ちなみに 集成材は当初スプルスだったのですが 色々な文献を読み不安を抱いていたので 国産の杉の集成材に変えると言う事で話を進めています。
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