住宅購入時期について

りっちゃまんさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『ローンは元気なうちでないと組めないし、
完済が７５歳、土地の値段も下がっているし、
金利も低い、消費税があがるかも知れない、
等考えて、今購入すべきでしょうか？』
につきまして、

住宅を購入する場合、
住宅を購入した後からのローン負担を少しでも軽減するためにも、
頭金として物件価格の２０％相当額プラス諸費用分につきましては、
予め用意したうえで、
住宅を購入するようにします。

尚、りっちゃまんさんの場合、
預貯金が１，５００万円ほどありますので、
頭金につきましては、
十分に用意できていることになります。

また、住宅ローンを組む場合、
住宅ローンを組んだ後から、
家計が過剰に圧迫されないためにも、

手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合として、
２８％ほどに収まるように、
住宅ローンを組むようにしてください。

特に、りっちゃまんさんの場合、
今は会社から住宅補助が出ていることもあり、
月額４万円ほどで収まっていますが、

住宅ローンを組んだ場合には、
毎月の住居費用負担が４万円から、
幾らくらいにまで増加するのか、
そうなった場合の家計のやり繰りなどにつきましても、
今のうちに想定したうえで、

十分に家計が成り立って、
また、今よりも貯蓄金額が下がってしまうにしても、
毎月しっかりと貯蓄をしていくことができるのかを、
十分に考慮したうえで、
住宅を購入するかどうかにつきまして、
決定していただくとよろしいとかんがえます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/