対象:住宅資金・住宅ローン
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変動金利とフラット35Sの選択について
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
将来も共働きを続けるのであれば、家計収支に返済余力もあり、早期完済が可能なため、民間銀行の変動金利でお差支えないと思います。
金利選択についての正解は、住宅ローン完済という長く遠い道のりをゴールして、初めて答えが出てくるものです。
マニュアル本の多くは、リスク回避のために絶対固定金利にしなさい!
と言っていますが、私は「固定金利=リスクゼロ」 という考えに疑問があります。
なぜなら、住宅ローンのリスクには、「金利が上昇した時のリスク」と「金利が上昇しなかったリスク」が存在するからです。
ここ10年で日本の金利市場のトレンドは、大きく低金利時代に変化してしまったのでは?と思います。
日本経済がいまだにデフレを抜け出せず、これから少子高齢化、人口減少という局面に突入する状況下では、インフレ方向に進む可能性は極めて少ないと考えられます。
このような時代背景をみると、急激な金利上昇のシナリオを描くことは困難です。
住宅ローン金利=固定金利
という単純な発想ではなくなったのかもしれません。
これからの時代は、現状のメリット(低金利)を最大限に生かしながら、将来的なリスク(金利上昇)をヘッジ(貯蓄)していくテクニック(繰り上げ返済)をもって、有利に時代を見据え対応することが重要だと考えています。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
回答専門家
- 藤森 哲也
- ( 不動産コンサルタント )
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
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この回答の相談
住宅ローンについて悩んでいます。
現在、民間銀行変動0.975% とフラット35S 2.5(当初10年は-1%)
の承認がおりています。
夫年収 600万正社員37歳
妻年収 530万正社員
子供… [続きを読む]
fufufuさん (東京都/37歳/女性)
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