- 鶴田 育子
- 全米認定カウンセラー
- 心理カウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
イマジネーションには、このようにたくさんのメリットがありますが、なかでも、特筆に値するのは、頭ではわかっているのに、いざとなるとできなかったことが、努力の感覚なくできるようになるということでしょう。
なぜ、頭でわかっているのに、いざとなるとできなくなるのか。
どうして、いざとなるとできなかったことが、努力の感覚なくできるようになるのか。
そのからくりを理解するために、まず、脳の構造と働きを簡単にまとめておきましょう。
握りこぶしを二つあわせてみてください。
これが、私達の頭の中に入っている脳のだいたいの大きさです。
脳の重さは、体重の約2%、1.2~1.6キログラムです。
きのう食べ過ぎて、1キロ太ったと思ったことありませんか。
1リットルの牛乳パックが1キロ。袋売りの塩、砂糖が1キロ。
1キロ、2キロは、その程度の重さです。
でも、それが、脳となると、たかが、1キロ半、されど1キロ半になります。
脳は、大脳・小脳・脳幹で構成されています。
全身に分布する神経細胞の半分以上が集中している小脳は、体の平衡感覚を保ったり、大脳からの運動命令を全身に伝える機能を持っています。
発生学的にもっとも古く、多種多様の神経核で構成されている脳幹は、間脳、中脳、橋、延髄をあわせた器官の総称で、呼吸、心臓の活動、体温調整などの生命維持機能と、意識、覚醒の中枢です。
大脳皮質は、前頭葉・頭頂葉、側頭葉、後頭葉、島皮質(とうひしつ)などの領域にわけられます。
前頭葉は、認知、推測、判断、行動の選択、長期記憶の保持を司り、頭頂葉は、全身からの感覚情報の統合、数字や対象の操作に関わる機能に重要な役割を担っています。
側頭葉は、言語、記憶、聴覚を担当。
後頭葉は、視覚や色彩の認識をする役割を果たしています。
厚生労働省の人口動態統計で、日本人の死亡原因第3位となっている脳血管疾患の患者の後遺症が、 視野障害、言語障害、感覚障害など、異なっているのは、脳に、このような機能の局在化があるためです。
健康を害するストレス反応をしっかり理解。
考え方の癖を認識、建設的な行動がとれるようになる認知行動療法の技法を習得して、ストレスを緩和。
記憶のメカニズムを踏まえ、わかっているのに、どうしてもうまくできないことを、努力の感覚なしに、できるようにしていく方法を学習。
実用的なエピソードや実習を織り交ぜ、楽しく学べるストレスマネジメント動画講座をご提供しています。
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