米州3国カナダ、メキシコ、ブラジルと金・原油等商品価格の推移

欧州主要国の株価推移を紹介しました。今回はカナダ(ワイン色)、メキシコ(黄色)、ブラジル(ブルー)の株価推移を紹介します。期間は2月29日から11月末です。見て解りますように、メキシコの株価が好調です、3月～5月の世界的な株価急落の影響も小さく、その後も順調の値を上げています。



資源国とされる、カナダとブラジルの株価は冴えません。特にブラジルの株価は9月の回復期も、小さな戻しでその後も低迷を続けています。

株式とは異なる、商品の価格を紹介します。
NYのWTI原油(黄色)、NY金先物価格とCRB指数の推移です。期間は2月末～11月末です。3指標を比べると金の価格は堅調ですが、NYの言や価格は、シェールガス・オイルの影響も在り、6月以降の価格は冴えません。




NY原油(ブルー)と金(ワイン色)の価格推移をSP50に連動するETF(黄色)と比べたものが下図です。期間は2月末～11月末です。金価格と株価の動きを見ると、添え感が強まっているように思えます。株式と金の資産分散は、リスクコントロールには役立たない恐れがあります。金を保有することは危機(ハイパーインフレや戦乱等の混乱)への対応準備として保有されるようお勧めします。NY原油は従来は株価との相関が高かったのですが、シェールガス・オイル革命も在り、単独での動きになっています。




金等の貴金属は別として、原油等の商品は多くの投資家は保有する資産ではなく、先物等で価格の上昇・下降を予測して売買するもので、投機として分類される物です。
資金を配分する際には、一定量(例えば5～10%程度)にされるようお勧めします。

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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者　(東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー　
吉 野　充 巨
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