設備資金、運転資金の調達・銀行とどのように付き合いますか! - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

森 大志
森大志税理士事務所 
東京都
税理士

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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設備資金、運転資金の調達・銀行とどのように付き合いますか!

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顧問先の社長と資金繰りの話をするときに、借金をしないで経営したいと
言われることがあります。

だれでも借金をしたくない、借金をしないで会社を経営できればこんなに
うれしいことはありません。


現金商売と言われる業種の社長に多いのですが、この話の前提は今は
資金繰りに困っていないからというものです。


そうしますと、今は資金繰りに困っていないから借金をしないで、資金繰り
に困ってから、銀行に借金の申し込みをするということになります。


会社側から考えれば、もっともな話であります。


しかし、銀行側から見たらどうでしょうか。


いままで、普通預金の取引がある(普通預金の通帳は作ったが、どのような
会社か分からない)だけの会社から、資金繰りが苦しくなってから急に
お金を貸して下さいと言われても困るわけです。


特に、新しいお店を出すとか、新しい機械を購入するなどまとまった
お金が必要な時はなおさらです。


やはり、銀行から見れば最初は500万円貸して、きちんと返済したから
次は1000万円の貸出しをするというような、実績を積み上げることも
大切なのです。


自己資金ですべて賄うことが出来る会社は限られています。


特に、設備資金はまとまったお金が必要になりますから、資金借入を考えて
いる場合は、事前に銀行に相談する必要があります。


銀行が一番嫌うのは、行きあたりばったりに急にお金を借りに行くことです。


ですから、経営計画を立て、その計画に基づいて頭金を積立て、不足資金を
借入で賄うのが理想なのです。


そして、そのことは普段から銀行によく説明しておくのは言うまでも
ありません。


普段から、銀行とそのような付き合いをしていれば、一時的な資金繰りで
借入を申し込んでも、間違いなく借入できるのです。


銀行との付き合いは、事業を継続、発展させるのに本当に大切ですので、
よく考えて行う必要があります。


豊島区池袋の税理士森大志と一緒に考えましょう。

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