- 石原 康至
- 石原塾 代表
- 埼玉県
- スポーツインストラクター
対象:スポーツ指導・トレーニング
- 斎藤 利
- (スポーツインストラクター)
- 石本 工
- (健康運動指導士)
取材はアヴェントゥーラ川口Jrユース増田選手の御協力を頂いて
進めさせていただきました。
特に増田選手のサッカー選手とは思えないスプリント技術の高さに驚いたので今回
ご紹介させて頂くことにしました。
今回のテーマはスプリント技術についてです。サッカーの雑誌なのに?と思われますが、
そう思われている方がかなり古い考えの持ち主ですね。現代サッカーにおいて各選手の
スプリント能力は必要不可欠なスキルです。これを軽視しては、サッカー選手として失格?
といっても過言ではないですね。
ですので今回、当スクールに取材に来て頂いたので
よりシンプルにスプリント技術の基礎的なテクニックをご紹介することになりました。
主な柱は下記です。
・接地
・姿勢
・足の軌道
等を詳細に撮影して分析して皆様にご紹介することになりました。
動画はiphoneで撮ったので非常に見づらいですが、増田選手のスプリント能力の技術的な
高さがよく見られます。
・ミニハードルを使ったジャンプ
・ミニハードルを使った片足ジャンプ
=>これらで、接地位置の確認。地面からの反発力の確認。姿勢の確認です。
・ミニハードルでのももあげ
=>ここでは膝を上げ過ぎないことに着目
また、姿勢や接地位置は上記と同様に保持していきます。
・ミニハードルの間隔を広げて、スプリントへ移行
・ミニハードルからマーカーにチェンジして、マーカー走
=>このとき、ミニハードルにあった高さという障壁が無くなります。
これにより当然、足は速く動く様になります。
=>より回転数を上げるために速度を維持し、マーカーの間隔を狭くしていきます。
これによりおり、足の動きが速く動くようになります。
この速く動くというのは主に足の振り下ろすのが速くなったことになります。
これまでの走り方は膝を高くするということをよく言われて来ましたが、
そうでなく足を速く振り下ろす方を意識し、膝を高く上げることは一切意識しない。
膝を高く上げ過ぎることでの懸念材料は、腰が引ける(曲がる)ということになります。
腰が引けてしまうともう力が入らなくなります。
今回の正しいフォームの特徴
・足首の角度の変動が少ない
・膝をあげた際に腰が引けることがない
・走る姿勢の正確さ
・腕振りの際に後方へ大きく振っている
・膝下が垂直に下りている
今回、撮影で気が付いたことは
増田選手のスプリント能力の高さです。
ほぼ、私どもの理想としているテクニックに近付いてきております。
中学生の陸上競技トップレベルの選手と全く遜色は無いです。
皆さんは、サッカーと陸上競技では走り方が違うとほとんどの方が思うでしょう。
しかし、要はまず重要なことは速く走れることが重要で、その速く走れることを追及しているのでが
陸上競技です。 このいい部分を取り入れる必要性は誰でもわかりますね。
もう、”陸上走り”という言葉はサッカー界では死語になって行くでしょう。
他の種目のい部分を取り入れてもっとサッカーをグローバルに考えて行けば
飛躍して行きます。
その、最初のきっかけが今回の増田選手のようなタイプではと思います。
これこそ、次世代のサッカー選手です!
みんなで見習いましょう。
動画を参考にして
また、明日からのトレーニングに役立てましょう。
こちらの雑誌は1月に発売されます。
石原塾 代表石原康至
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