需要創造 - 各種の新規事業・事業拡大 - 専門家プロファイル

下村 豊
株式会社CSプランナー 代表取締役
経営コンサルタント
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今、日本は、戦後以来の転換期に突入したと言われています。


資源のない日本は、原材料を輸入して、最終製品に仕上げて輸出し利ザヤを稼いできたのは事実です。


戦後初期は、三種の神器と言われ、白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫を大量生産し、それが一通り国内に普及した後は、新三種の神器として、自動車、クーラー、カラーテレビに移行していきました。


それに伴い、素材メーカーである鉄鋼、化学、電子部品などが成長し、大企業化していきました。


デジタル時代には、三種の神器として、デジタルカメラ、DVDプレイヤー、薄型テレビと順調に製品移行し、さらにグローバル企業化することになりました。


大型化することで、国内だけの需要では成長が望めなくなり、海外に市場を求めるようになっていきました。


こんな基本的なことは、誰でも知っていることで、あらためて言うことではありませんね。


しかし、こうやって振り返ると分かることは、元々、ニーズが存在する、必ず需要がある単機能製品であり、そしてハードの技術があればできることが分かっている製品ばかりだったということです。


白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫、自動車、クーラー、カラーテレビ、鉄鋼、化学、電子部品、デジタルカメラ、DVDプレイヤー、薄型テレビと、どれも過去に、日本製品の世界シェアが高かった製品ばかりです。


以前のブログでも述べましたが、今のスマホ、タブレットは、ハードの面(例えば、部品点数)で見れば、前述の製品より簡単です。


1台の生産にかかる時間、工数で言えば、数十分の1か、数百分の1で出来てしまいます。


部品さえ手に入れられれば、どこでも組み立てが可能だから、製品は安く作ることができます。


その差は、スマホ、タブレットで、利用者の要求の何をどれだけ満足できるか、に掛かっています。


日本の製品開発は、画一した市場ニーズの捉え方しかできず、多様化したニーズを汲み上げる力がないのではないでしょうか。


そこには、学校教育や社会の評価など、簡単には解決できない根本的な要因が横たわっていると言えます。


では、今後、どうすれば良いのでしょうか。


答えは、需要の創造にあります。


需要の創造とは、今生きている、これから生きていく、生まれてくる人間の欲求を先取りすることです。


話は変わりますが、今回の福島原発事故は、1年半を越え、まだ解決していません。


それどころか、目途も立っていない現状です。


なのに、将来の格処理について、世界のどこも解決していないのに、どんどん色んな国に拡張していっています。


その中には、実際に事故があった日本の国の企業が関わっているのです。


まず、日本の企業がやることは、核処理を解決することではないでしょうか。


一日も早く、福島の人に安心な生活を取り戻してあげる努力を官民をあげてすることです。


その一方で、核処理に目途がつかない間は、核を使った原発は増やさず、代替エネルギーを開発すべきです。


世界中で、エネルギー不足が明確なら、そこに需要があるということです。


簡単ではないから、諦めている。


一部の学者に任せている。


自分たちの国の顕在化している問題をほったらかしておいて、国や企業が成長するとは思えないと言うのは、言いすぎでしょうか。

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