十五夜と十三夜 「中秋」と「後の月」とお団子の作り方 - 婚活全般 - 専門家プロファイル

橘 凛保
社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
東京都
マナー講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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十五夜と十三夜 「中秋」と「後の月」とお団子の作り方

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講習

「十三夜」別名を「後の月」

みなさまはご覧になりましたでしょうか

十三夜の月

この月もまた美しい月なのです


「十五夜」中秋の名月 今年は9月30日でした

すすきと15個のお団子をお供えして月を愛でましたでしょうか

この日は東京は雨でしたが 夜遅くになり 月を目でりことが出来ました

きれいでした

「芋名月」と呼ぶ事もあります 


そして その約ひと月後

10月28日は 「十三夜」後の月でした

「栗名月」の異称もあります

備えるお団子の数は13個です


片方だけ見るの「片見月」と言って昔の人たちは忌み嫌いました

「形見」になぞらえて 縁起の良いものではないとされました


「十五夜」を愛でた 同じ場所で

「後の月」を愛でる

こんな風習があったのです

日本人は農耕民族

農業と生活は深い関係を保ちながら暮らしてきました

農業 神様 自然

これらの繋がりを大切にして暮らしてきました

この「片見月」も

農耕と自然と神様を大切にした行事だと思います

「野分け」(台風)の多いこの時期

農耕に携わる人々は 農作物を自然の驚異から守らなくてはならなかったのです

それを「片見月」

「形見」になぞらえて縁起の悪い事として忌み嫌ったのです

そこには 「農作物を守る」と言う使命への

戒めの意味もあったのです

同じところで見る

すなわち

どこかへ出かけてしまわず

農地を守りなさいという

戒めだったのです



いまでは農耕と深い関係にある人の数も減り

「お月見」と言えば 

中秋の名月「十五夜」の月 とだけになってしまったのかもしれません



こんなことを 少し思い浮かべて

空を見上げると

いにしえの夜空と

こよいの夜空がひとつになって

「不思議な時」がそこに感じられるかもしれません


写真は 「十五夜の室礼」 と 「十三夜の野点の室礼」です

お団子の数は 十五夜は15個   
十三夜は13個です


お団子を自分で作って見てはいかがでしょう

 上新粉と白玉粉を50gずつに 砂糖10gを加えて 

 水(ぬるま湯)80cc〜90cc を少しずつ入れながらこねていきます

 よくこねた 材料を 棒状にして均等に切り分け まんまるに丸めます

 沸騰したお湯にいれます

 浮いてきたら引き上げて水にさらします


手作りのお団子をお供えして

月の兎のことを思いだしながらのお月見もまた良いのではないでしょうか 

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