周りだけが苦しむ～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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モラハラ夫は周囲を巻き込み苦しめます。

以前に

周りを病気にするモラハラ

という記事を書きましたが、

モラハラ夫は自身の課題やストレスを全て

周囲（多くの場合は妻や子ども）にまき散らし、

自分自身で引き受け取り組む事がありません。

代わりに引き受けさせられる妻は

たまりません。

大抵の人であれば、

自分に起こった問題や課題、周囲との不協和音に対し、

それを「自分の問題」と認識して取り組み、その

問題や悩みを解消しようと努力します。

その為に、

時には神経症や適応障害などの症状を

あらわす事になります。

ですがモラハラ夫の場合、

自分の主張と実情との矛盾、

言っている事とやっている事の矛盾、

自己認識と他者からの評価の矛盾、

そう言った部分に率直に目を向けて認識すると言う事が

出来ません。

仮にモラハラ夫の自己評価と社会的な評価が

一致しない場合は、

「俺の事をきちんと理解しない周囲が悪い」

と、その責任を周りのせいにします。

モラハラ夫に生じた矛盾やストレスは、

多くの場合妻が替わりに背負わされます。

妻がその点について苦しみや悲しみ、過度な負担だと

訴える事は許されません。

そんな事をしたら、

「俺を苦しめるお前の方が酷い人間だ」

と、被害者意識丸出しに妻を責めてくるでしょう。

そもそもモラハラ夫に加害意識はありませんから、

妻が苦しみを訴える事は、加害意識の無い夫にとっては

「妻からの攻撃」と認識されるのです。

モラハラ加害者が一人いるだけで、

その周囲にいる人間はとても苦しめられる事になります。

モラハラ夫の妻だけではなく、

子どもや妻の両親、兄弟、友人などにまで被害が

及ぶケースも珍しくは無いのです。

加害者だけが加害意識も問題意識も持たず、

周囲の人間だけが苦しみを背負わされる。

モラルハラスメントとは、そう言う被害なのです。

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