- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
さて、日本の公的年金の運用を行う「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)※それにしても長い名称です・・・笑」が先日、今年の4月~6月の運用結果を発表しました。
GPIFは、日本の国民年金と厚生年金の運用を行っており、現在は国内外の株式と債券で分散投資を行っています。
結果は、国内外の株式運用が振るわずに、2兆690億円の損失となりました。
損失要因を個別にみると、国内株式が運用利回り-9.83%で1兆3944億円のマイナス、外国株式が-7.55%で9833億円マイナスという結果になっています。
投資なので、マイナス運用になる時があっても致し方ありませんが、ただでさえ、年金給付の為に「積立金の取り崩し」があるため、マイナス運用が続くと、積立金の減少が加速することとなります。
上記の損失と給付額の取り崩しで、今年3月末に比べ、この3ヶ月間で残高は、“5.4兆円”も減少し、「108.1兆円」となっています。
まだまだ世界最大規模の“ファンド(基金)”ではありますが、年金給付の為に、3か月で3.3兆円もの取り崩しが必要であるとするならば、このままでは10年程度で、年金積立金は枯渇することも考えられます。
従って、いまだ残高があるうちに、公的年金の抜本改革が急務といえるのです。
今後どうなるかわからない公的年金制度を見るにつけ、いつもながら、“自分年金作り”の重要性を感ぜずにはいられない今日この頃です。
さて、本日は無料メールマガジンの発行日です。
今回は、回復基調にあるヘッジファンドのご紹介をしています。
今年に入ってからも、年初来“9.84%”の実績となっています。
ご興味がある方は、是非こちらから↓
http://www.mag2.com/m/0000121186.html
では、今週末も穏やかな日となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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