- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
9月の料理連続講座のお知らせ
9月8日(土)10:30より 受講料:11000円
小なすと子羊のファルシーauvergine farci
赤いサラダと緑のサラダsalade rouge et salade verte、お米のサラダsalade de riz
ブイヤベースbouillabaisse、カシのワインとともに
フレーズ・デ・ボワとタピオカ入りココナッツのクープcoupe fraichie au tapioca -coco et fraise des bois
久しぶりにブイヤベースを作ろうと思います。
漁港マルセイユの地方料理で、かさご、べら、きす、的鯛、あなごなどなどたくさんの魚とういきょう、にんにく、サフランを煮た豪快な料理です。ういきょうとにんにくの香り、サフランの香りが合わさり、独特のおいしさを生みます。
食べ方にはスタイルがあるのです。
まずは魚の骨やういきょうから取ったスープ・ド・ポワソンsoupe de poissonを。
パンにルイユrouilleを乗せて、浮かべるのが決まりです。ルイユとはじゃがいもをベースにした、カイエンヌペッパーの効いた辛口マヨネーズのようなソースです。
スープを飲んだら、魚がてんこもりになった大皿がどん! と登場。
すぐ近くのカシcassisの白ワインを合わせるのが定番です。
たくさんの魚を揃えることも、いろいろな手順を踏んで料理をすることにも、ちょっと気合いが要りますが、久しぶりにとても食べたい気分になってきました。
先日スペインのお土産にたくさんのサフランを頂いたことも理由の一つ。
せっかくの上等のお品を一番活かせる料理って何? と考えたら、やっぱりそれはブイヤベース!!
少々気合いを入れてみたいと思っています。
前菜は赤(ビーツが主体)と緑(グリンピースなど豆が主体)に作り分けた、レストラン的なサラダを一つ。
家庭的にはお米を使ったサラダを一つご紹介します。
デザートはフレーズ・デ・ボワfraises des bois(森いちご)のピュレを使い、ココナッツとタピオカを合わせてクープを作ります。
フレーズ・デ・ボワはいちごをはるかにしのぐよい香りを持った小さい野いちごのこと。日本ではまだ見られませんが、いつかそのうちに・・と期待して待っています(ピュレと冷凍のホールはすでに入って来ています)。フランスでは5月半ばごろからマルシェに並びます。それはそれはうっとりするようなよい香りなのです。
9月8日(土)10:30より
受講料:11000円
どうぞお気軽にご参加ください。(定期講座も単発的にご参加いただけます)お問い合わせはigrek@yukitsukamoto.comまでどうぞ!
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