「良い汗」と「悪い汗」 - その他の心と体の不調 - 専門家プロファイル

徐 大兼
アキュラ鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師

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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月17日更新

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「良い汗」と「悪い汗」

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  1. 心と体・医療健康
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8月も半ばになりました。来週はお盆ですね。少しのんびりされる方も多いのではないでしょうか。
それにしても毎日暑い日が続きます。ひとたび外に出れば滝のように流れる汗にべたべたして嫌だなと思ってしまいますよね。

でもこの汗・・・実はとても重要な働きをしています。というのも私たちの体は汗をかくことで体温調節をして老廃物を排出しています。
体の表面にかいた汗が蒸発するときに熱を奪うので体温が下がるのです。そしてこの汗には「良い汗」と「悪い汗」があります。「良い汗」とは小粒ですぐに蒸発して乾きやすくサラサラして水に近く、体温の上昇に対して必要なだけの量が出てくるので体に必要な成分を失うことも少ないという特徴があります。一方「悪い汗」は水分以外にも血漿に含まれるミネラルといった成分も同時に出てしまうのでべとべとしてなかなか蒸発できません。そして蒸発しにくい汗は嫌な匂いが強く出てしまうのです。

ではどうしたら「良い汗」がかけるようになるのでしょうか。
答えは簡単!悪い汗を出している汗腺を鍛えていけばよいのです。汗腺を鍛えるには日常的に汗を出す習慣を身につける事が重要です。
そして良い汗を気持ちよくかくには半身浴やウォーキングがおすすめです。
半身浴の効果的な方法はお湯の温度と時間がポイントとなります。お湯の温度は体温より少し高めの38度から40度、お湯の量はいつもの全身浴より少なめにします。お湯につかって胸から下がお湯につかるくらいが適量です。この時腕はお湯から出しておきましょう。いつもの全身浴と比べるとぬるいと感じるかもしれませんが、これより高い温度だと長時間入ることが難しくなってしまいます。好きな本や雑誌を読むもよし、アロマオイルで香りを楽しむもよし、お手軽に入浴剤を入れるもよし、できるだけリラックスして半身浴を楽しんでください。

良い汗をかけるようになると新陳代謝が活発になり老廃物が排出されて体の中が綺麗になって免疫力もアップします。
暑い夏だからこそ良い汗をかいて体質改善!ぜひチャレンジしてみてくださいね。

鍼灸師 桑野

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