- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
人間自分のことはわからないと言われる。
特に自分に間違ったメンタルイメージを持っている場合が多い。
例えば、「プラス思考」。
「プラス思考にならねば!」と思った段階でマイナスにいることを肯定してしまう。これはマイナス思考だ。
一方で、「俺ってネガティブなんだよね。でも人生うまくいっている」と思った段階でプラス思考だ。
次にセルフイメージ。
「自分はセルフイメージが高い」と思う人は、実態よりも自分を大きく考えていることを肯定していることになるし、「セルフイメージが低い」と思うことは、実は実態はもっと大きいと考えていることになる。
まぁ、そんなことを考えれば、マイナス思考とセルフイメージの低さは何の問題もない。
高いお金を払って、自分を発見する必要もないように思う。
実態としてそこに存在しているのだから、客観的に自分の存在を認めればいい。
結局のことろ、存在とは他者によって生み出されるものであるから、自分の存在をどうのこうの考えるよりも、「あんた、えらいね~」「すごいね~」と誰かの存在を認めればいいのではないか。
「人に親切に」とか「自分が喜ぶことを他人にしてあげる」ということの真実は、そうしないと自分の存在が肯定されないからだと思う。
何かしてあげたら何かを得ようと思っても何の得られないことがある。
腹が立つこともあるが、後から奪い取るわけにもいかず、仕方がない。
「また失敗しちゃったよ~」と明るく言っている人をマイナス思考だと思う人はいないし、姑息に相手から集金することを考えている人よりも、無料でいろんなものを配りまくっている人にお金が集まるのは、人の役に立つ度合いが大きいからだと思う。
人間関係は、プラスとマイナスで成り立つのだから、マイナスの人がいるからプラスの人が生まれると言える。
ということで、マイナス思考バンザイ!
あなたがいるから相手がプラスになるのです。
後は、いいことがあることを信じていればいい(のかな?)
はっきり言えることは人の役に立つかどうかが大切で、プラス思考かマイナス思考かは人生の成功とはあまり関係がないかと思う。正しい立ち位置があるとすれば、「中間」だと思うが、いかがだろう?
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