鍼灸は移植前日や翌日でも大丈夫ですか。 - その他の心と体の不調 - 専門家プロファイル

徐 大兼
アキュラ鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師

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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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鍼灸は移植前日や翌日でも大丈夫ですか。

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質問

 
 「来週、凍結胚移植の予定です。
今は週に一度、鍼灸に通っています。
移植当日は治療院がお休みで、前日か翌日の予約となってしまいました。

当日でなくても効果はありますか?」

 

 答え

 

「ゆん様こんにちは。

 当日でなくても効果はありますか?という質問ですが、ゆん様は何分割の胚を移植予定でしょうか?

 胚盤胞はすぐ着床できる状態になっていますので、当院では移植直後の治療をおすすめしております。

なぜなら24時間以内に着床するといわれているからです。


ですが、移植時の胚の分割状態によっては移植翌日でも有効に働く事もあります。

例えば4分割や8分割で凍結してある卵を移植する場合です。その場合、融解して胚盤胞になるまで時間的猶予があります。

 

移植当日の鍼灸治療の目的は胚盤胞が着床する際の手助けをするものです。
子宮内膜の血流を良くし、副交感神経を優位にしてあげる事でお手伝いしていきます。

当院ではお身体を整える期間は週1回で治療させていただき、移植前後のスポット治療を行っています。

 


受精卵は分割を繰り返し胚盤胞まで育ち、着床する直前に透明帯が破れて孵化(子宮内膜に接合、浸潤)し着床が成立ちます。
胚盤胞の時期は卵の中で栄養を補っていますが、透明帯が破れた後は子宮内膜から栄養を吸収します。

その切り替えの時が卵にとって敏感な時期ですのでそこの移植後24時間で鍼灸治療をして手助けをしています。
ドイツでは体外受精の移植前後に鍼灸治療を行うと着床率が上がるというデータが発表されています。

 

また、移植後はお体が緊張状態にある方が多いので治療でお体をリラックスした状態にさせて頂いています。
特に体外受精はお身体や精神的に負荷をかけて行うことになってしまうので緊張した状態になりやすいのです。

交感神経が豊かな状態ですとお体も卵を受け入れる状態になれないのでリラックスした状態のお体の方が着床しやすいのです。

参考にして頂ければ幸いです。


鍼灸師 小澤」

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