- 中村 英俊
- 株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
- 東京都
- 広報コンサルタント
対象:広報・PR・IR
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
リリースや報道向け資料で横文字を多用するものを散見します。
外資系などによく見られる光景ですが、これにはどういう影響があるのでしょうか?
まず言えるのは、縦書きの新聞などには嫌われるということ。スペースが限られている中での横文字は異質である他、必要以上にスペースをとります。そのため最低限にとどめる配慮が必要です。
横文字は英語のみならずURLなども含まれます。Webメディアへのリリースは逆に積極的に書きSEO効果を狙う必用はありますが、紙媒体の場合は余りにも長いURLは相当な必要性を感じられなければ書かれません。その際は、URLを書かれなくとも、”詳細は同社HPより”などの一言で済まされても対応できるように、TOPページからでもそのページに容易に誘導できるよう配慮しておく必要があります。
また意味が解らないもの、読み方が解らないものへの配慮も必要です。
専門紙誌ならその業界での常識、一般紙であれば万人が知っていることであればそのまま表記されます。しかしそうでないものは自身の読者が解り易い様に表現を変える必要があり、一カ所くらいであれば問い合わせてくれるでしょうが、多ければ面倒くさい…見送りとなる可能性があります。固有名詞などはルビを併記する必要もあるでしょう。
また記者の理解で意訳される場合もあることから、発信者側の意図を伝えるためには意味も併記しておく必要があります。
この様に縦書き記事の日本においては横文字は使い難く、出来る限り避けた方が望ましいと言えます。またどうしても書きたい場合は、十分な配慮が必要です。
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