そろそろ仕事はじめの時期ですよね。
年末年始の暴飲暴食は大丈夫でしたか?
私は、神戸の実家に帰ったり、近場の京都に妻と一緒に小旅行に行ったりと楽しい時間を過ごしてきました。
さて、今回のコラム「判断することと感じることの違い」についてお話します。ちょっと難しく聞える方もいるかも知れませんが、この部分を知るとコミュニケーションのレベルが格段にUPしますよ。
家族の会話などで、お互い何を感じているかを理解する事がとても重要だという話をしました。しかし、多くの場合は、お互い何を感じているか?を理解しようとするのではなく、自分の価値観などで「だからあなたはこうなのよ!」「だからおまえはそうなんだ!」と判断してしまっています。
例えば、奥さんが、
「今度引っ越す家のお隣さんのところに大きな犬がいるけどわたし前から犬が苦手で不安だわ」ということに対して、多くの男性が「何、言ってるんだよ。大丈夫だよ。お前は何でも不安がったり怖がったりして、大丈夫だよ。高い塀でもつくればね!」
なんて答えてしまいます。
これは、奥さんが「いつも不安で怖がる存在」と、夫の中で判断して決め付けているのが分かるでしょうか?
ここで感じるというのは、例えば先ほどの奥さんに対して「そうか、前から犬は苦手だもんなぁ。それと新しい場所に引っ越すということで不安な気持ちもあるよね。その気持ちは分かるよ」と感じながら話をすることです。
判断すると感じるの違いがイメージが出来ましたでしょうか?
イメージが出来ましたら、夫婦や親子で試してみてください。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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