では、今回から家族とのコミュニケーションについての具体的な話に入っていきます。
まず、前回の話を聞いて、居心地の悪かった人もいるかも知れませんね。
確かに、耳の痛い言葉に感じるかも知れませんが、「もしかしたら自分は家族とのコミュニケーションが取れていないのではないかな?」という自覚が大切になります。
ただ、自覚しようとすると色んな思いが出てきます。
「会社が忙しいのに、そんな時間は取れないよ」
「家族一緒の時間って、朝の一番バタバタしている時しかないわよ」
「夜も会社の疲れで、家族に向き合う気力なんてないよ」
「第一、子供が自分の話を聞くとも思えないし・・・」
などなど。いかがですか?
ちなみに、私もこれらのことを経験してきたのでとてもよく分かります。
でも、多くの人は心のどこかで「言い訳している」ということをうすうすと感じているでしょう。
街中で「どうしてあなたは仕事をしているのですか?」というインタビューをまとめた記事で一番多かった記事は「家族のため」という答えだそうです。
このように考えると、家族のためと思ってやっているのに本末転倒だということが見えてくるでしょう。まず、そのことが自分の中でどれだけ意識が出来るかを今回はイメージしてみてください。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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