- 小寺 邦明
- 速読ビジネス講師
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
経営者・ビジネスマンに役立つ速読ビジネス活用術を日々考えている速読ビジネス講師です。
今回は、入門、初級の速読術トレーニングの詳細な内容に関して話したいと思います。
”川村式速読術のトレーニングの内容 ~概要編”(←クリック)
に全体のトレーニングの流れが書いてあります。
全体の流れを知りたい人は是非読んでみてください。
2番目のトレーニングは、速読の前の準備運動です。
右脳を活性化するトレーニングです。
<トレーニング内容>
①記号訓練 と ②イメージ訓練があります。
①記号訓練は、意味のない記号を読んでいきます。
②イメージ訓練は、アイコンとそれに対応する文字
(例えば、飛行機のアイコンと”飛行機”の文字)
が交互にランダムに色々な場所にでます。
<ポイント>
①記号訓練
一つ一つの記号を追うのではなく、全体を眺めるようにするだけです。
記号とは(例です)
”▽▽※●♪○△∞■◎+▼☆・・・”
などがランダムに1分30秒くらい表示されます。
このトレーニングのポイントは
記号の表示スピード感覚を脳に記憶するトレーニングです。
実は表示するスピードが 低速⇒高速、 中速⇒超高速⇒高速 と変化します。
このスピードの変化が表示スピードの変化が分かるそうです。
先生は一方と他方という表現を使っています。
低速と高速、 中速と超高速 とスピードの変化があると脳がスピード感覚を覚えるそうです。
そのスピードの感覚が慣れてくると、脳の処理速度が高まるということです。
感覚的には、
高速道路で100kmで走っている状態でスピードが100kmで脳が慣れている状態で
インターチェンジに降りてから一般道路で40kmで走っていると、急に速度が遅くなったような感じです。
これは脳が100kmの状態に慣れているから、40kmのスピードが遅く感じるからです。
この高速道路の状態を、このトレーニングで養うということです。
これを継続的に行うと、脳が速いスピードに慣れて、脳の機能があがるというわけです。
②イメージ訓練
識力向上トレーニングです。
識力とは、一定の範囲。一定の時間内において認識できる情報の瞬間認識能力のことです。
トレーニング内容は
アイコンとそれに対応する文字(例えば、飛行機のアイコンと”飛行機”の文字)
が交互にランダムに色々な場所にでます。
とレーニングの目的は
①識幅の拡大
②識力の向上
です。
つまり、
見た瞬間に読み取れる数と速度を上げていくのです。
どちらのトレーニングもみるだけなので、簡単に出来ます。
またこのトレーニングは右脳をリラックスするトレーニングにもなりますので、
「速読をはじめる前のの準備運動」
となります。
【過去のトレーニングの記事】
川村式速読術のトレーニングの内容 ~概要編(←クリック)
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