- 小寺 邦明
- 速読ビジネス講師
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
経営者・ビジネスマンに役立つ速読ビジネス活用術を日々考えている
速読ビジネス講師の小寺邦明です。
ここでは、速読のトレーニングや理論、およびビジネスへの活用に関して説明していきます。
簡単な自己紹介として、私は速読術を長年研究している新日本速読協会会長の川村明宏先生のもとでインストラクターとしてトレーニングを受けて、速読インストラクターとなりました。
速読を学んだきっかけは本を読むのが好きで、たくさんの本を読むのが好きなのと速読をビジネスに活用して仕事を効率化したいと思ったのがきっかけです。
皆さんには私の経験を交えて、速読のことをわかりやすく説明したいと思います。
初回は、入門、初級の速読術トレーニングに関して話したいと思います。
私が川村式速読術では下記のようなトレーニングを行います。
下記のトレーニングは、すべてインターネットに接続されたパソコンでできます。
よって、インターネットがつながったパソコンさえあれば時間、場所は選ばないでトレーニングができます。
1.トレース速度確認
まず最初に、自分自身の速読の力を客観的な数字で表します。
客観的な数字で表しますので、自分の習得度を確認できます。
私は、速読したときに、グラフにつけて、自分の習得度を確認しています。
2.頭の機能を良くする訓練
(1)記号訓練 と (2)イメージ訓練があります。
(1)記号訓練は、意味のない記号を読んでいきます。
(2)イメージ訓練は、アイコンとそれに対応する文字
(例えば、飛行機のアイコンと”飛行機”の文字)
が交互にランダムに色々な場所にでます。
よむ文字が少ないので、右脳を活性化して、速読に入りやすいように右脳の準備運動をします
3.目をよくする訓練
眼筋をよくする訓練です。
眼の横の動き、縦の動きを訓練します。
この訓練をするだけでも速読の効果はすぐに上がります(2500文字/分くらいまで)。
しかし、すぐに速読の壁にはぶつかります
4.なぞり読み訓練(脳の処理速度向上訓練)
速度を変えて、文字がながれるように読む訓練です。これにより大量の文字情報を脳に入れて、それを無意識に脳が処理する状態を続けていきます。これにより脳の処理速度をあげる効果がでます。
○速度を変えて、文字列を読んで、”脳の可塑性”で脳と目をスピードに慣らすようにします。
5.ブロック読み訓練
文字をカタマリ(10文字、20文字など)として捉えて読む速度を高める訓練です。
文字をカタマリで読む(実際には視る感じ)ことによって、速読のスピードが飛躍的に伸びます。
6.トレース速度確認(2回目)
最後に、トレーニングにより効果を確認するために、再度、測定します。
以上が、速読術の入門、初級の速読トレーニングの概要です。
次回以降に、それぞれのトレーニングの内容とポイントをお話します。
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