7層の春色ケーキ 4月の製菓連続講座にて - 洋菓子・和菓子 - 専門家プロファイル

塚本 有紀
フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
大阪府
料理講師

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7層の春色ケーキ 4月の製菓連続講座にて

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フランス菓子

4月25~28日
製菓連続講座にて

ピスタチオと赤い果物の春色のケーキ


シシリー産ピスタチオ

緑色が美しく、非常に上品ではかない芳香があります。


皮を湯むきして、フードプロセッサーにかけ


ペースト状に。ピスタチオのローマジパンpate de pistacheからスタートします

ところで長年使ってきた松下のフードプロセッサーがとうとう動かなくなりました。(写真はおさえのもの) ショックです。
でも考えてみれば、教室を始めた前後に買ったはずですから、もう12~13年使っているはず。よくも激務に耐えて、ここまで保ってくれたものだと感心します。
もうひとつちなみに、松下のハンドミキサーもとまりかけています。一番最初に使っていた母のナショナル製ハンドミキサーは30年近く使い続けましたので、こちらはさすがにそこまでは保たないようですが、それでも十分に長保ち。
でも、誘い合ったように同時に壊れるのはやめてほしいのです。困るだけでなく、相当にショック・・・

さて本題

ピスタチオのマジパンからパン・ド・ジェンヌを焼き


いちごとフランボワーズのジャムをはさみ、タヒチのバニラを使ったバニラクリームの上にのせます。
セルクルごとごそっとひっくり返す「逆積みmontage inverse」で作ります。


底にはサブレ生地とフランボワーズのバタークリームを敷いて、合体させます。



いちご味のグラサージュを作って、流します。単体で嘗めると、昔なつかしイチゴミルク味!

グラサージュを流すのは、たぶんみなさんが一番緊張される場面。
「遅すぎです!」「抜けた!」「もっと奥!」「もっと勢いよく!」「お玉のおしりがすってる!」
私が横でやいやいとうるさいので、なおいっそう緊張されるのかも・・。
しかし言わないわけにもいかないのです。


7層のケーキの完成

春らしく、ふんわりやさしい味わいです。

アイスはもちろんタヒチ産ヴァニラのアイスクリーム。今月はどの講座もすべて、頂いたタヒチを使いました。
贅沢に使えて、とてもとてもありがたいことでした!
ひっぱたかれそうなことを言うと、だんだんとタヒチがスタンダードになってしまい、もうマダガスカルの味が分からなくなっています・・。小さい不幸の始まり。

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