前回はカードや他の借入についてお話しましたが、その続き。
返済比率について
金融機関によって見方は様々なので、金融機関のパンフレット
を見るといろいろ書いてあります。
年収○○万円までは、返済率○○%とか書いてあるのですが、
当然その中の範囲でないといけません。
現在金利が安いので、実際の返済金利を出すと、かなり返済率は
低くなるのですが、実際に審査をするときは金融機関によって違いは
あるものの、実際の金利より高い金利(銀行ごとに異なります)を
審査に用いるようです。
その実際より高い金利で返済率○○%以内であれば大丈夫なのですが
それだけではなくて、他の借入の返済額をプラスしたり、前回のお話
の続きとなりますが、カードの枚数やカードの総融資枠などもプラスと
なるところもあります。
例えば、実際の金利で月55.000円。
銀行審査用の金利で月88.000円として車のローンで月30.000円他の
ローンで月10.000円あるとすると、合計で128.000円。
それにカード等(キャッシング等の機能があるものの枚数とか、
使ってなくてもその枠の合計の総額)をプラスするようです。
そこで出た年間の仮想返済額を元に返済率を出すようです。
基本はその中に納まっていること。後は金融機関がその他を
含めて結論を出す感じです。
いろいろな金融機関で審査もそれぞれですが、返済率がパンフレット
中の40%以上の年収を余裕でクリアしている方を除いて住宅ローン
を考えたら、必要な場合を除いて念のためになるべく新たな借り入れ
は待った 方が良いと思いますね。
このコラムの執筆専門家
- 信戸 昌宏
- (茨城県 / 建築家)
- 代表取締役
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