- 後藤 一仁
- 株式会社フェスタコーポレーション 代表取締役社長
- 東京都
- 公認不動産コンサルタント
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6月に入り、三菱東京UFJ銀行は、(5月に続き)通常の超長期固定金利35年を団信込で、史上最低の年『1.11%』としました。
団信分を金利換算すると0.36%とのことですので、団信分を引くと、0.75%です。
団信が別のフラット35が(物件価格の9割以下の場合)35年で年1.10%、9割超で年1.54%、また、 メガバンクではみずほ銀行が団信込35年1.53%、三井住友銀行が35年1.59%ですので、三菱東京UFJ銀行の35年1.11%が、いかに低いのかがわかります。
三菱東京UFJ銀行の変動金利も含めた通常の場合の審査金利は現在3.1%ですので、(少し前には4%で、その後3.5%になり、現在とうとう3.1%)、審査にもかなり寛大な状況です。
(みずほ銀行の審査金利は3.5%で、三井住友銀行の審査金利は4.0%です。ただし超長期固定の場合は、審査金利も1.59%だったりします。)
マイナス金利導入後に、審査が厳しくなることも懸念しましたが、現在は、まだ、厳しくなっていません。(むしろ、緩くなっています。)
この状況、かつて、日本では経験したことのない状況です。
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このコラムの執筆専門家
- 後藤 一仁
- (東京都 / 公認不動産コンサルタント)
- 株式会社フェスタコーポレーション 代表取締役社長
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