- 萩原 貞幸
- 株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
- 大阪府
- 経営コンサルタント/起業家
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
7月にはじまる再生可能エネルギーの
全量買い取り制度により、太陽光で発電した電気の買取り価格が
太陽光発電協会が要望していた
1kw/時 42円(税込み)に決まりそうとのこと。
このメガソーラー事業への参入を表明しているソフトバンクの孫社長が40円、
専門家が採算ラインとして30円台後半を主張していたことを考えると、
結構いい水準ではないでしょうか。
この売価が固定決定されると、
いわゆる出口の価格が決定されたことになるので
事業の取り組みとしてファンドを活用しやすくなります。
ひいては、金融商品化しやすくなります。
現在、メガソーラーファンドとしてオリックスが300億円規模を検討。
その他投信会社や商社も検討中の模様。
利回りは5%ぐらいをターゲットにしているよう。
しかし、このように大企業が事業主体となると、
彼らの手数料が結構大きいのです。
したがって、5%と聞くと国債利回り比、結構高いと思いますが、まだまだ。
メガーソーラーという最終の電力の買い手がはっきりしている
仕組みビジネスであるため
大企業である必要もなく、
ベンチャー企業や中小企業が主となって事業取組みすれば、
もっと高いリターンを打ち出せます。
かつベンチャー企業や中小企業も成長でき、
雇用も創出するという仕組みなればみんながハッピーですね。
エネルギーに対する緊急性と関心が高まる中、
このような仕組みの方が時代にマッチしますね。
こういう局面においても
いち早く手を挙げた大企業だけが潤うというのは、ちょっとという気が、、、、
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