- 快眠コーディネイター 力田 正明
- Sleepercise (スリーパサイズ) 代表
- 大阪府
- 快眠コーディネイター
対象:ビジネススキル研修
今回は、社会的背景におけるファシリテーションの必要性について書きたいと思います。
「なぜ、これからの時代は、ファシリテーションスキルのか?」について、
1.社会構造の変化 ・・・ ピラミッド型社会からウエブ型社会
ピラミッド型社会とは、トップダウン型組織やボトムアップ型組織のこと。一方通行。
ウエブ型社会とは、くもの巣のように縦横無尽につながっていて、双方向で瞬時に影響しあう関係性。
・組織で言えば、対等の立場で、相互の力を引き出しあう輪の関係。 双方向性。
・たとえば、生産性の高い会議では、役職の肩書きは降ろし、スタッフたちと同等のポジションで、
意見を出し合い共有する。 (「けっして、意見を否定しない」 ということが、安心・安全な場作りのために
重要な約束ごとです。)
2.企業組織構造の変化
今までは、売り上げは「営業」、数字の管理は「経理」、商品開発は「製造部」といった分業制だったが、
それでは、価格競争のスパイラルに入り、売り上げ・利益確保が難しい経営環境で生き残れない。
・今では、一つの得意先に対して、営業が窓口になり、システムであったり、製造部門の生産ノウハウ、
物流部門の物流ノウハウといった、縦割りのノウハウを横断的に、一つのプロジェクトのように、
トータル改善提案のスタイルに移行しています。
・得意先の課題を解決する提案を作るために・・・・、
各部署の人間により、自部署の経営資源をトータル課題解決にどう活かせるか?の意見・アイデアを
ブレインストーミング的に、意見。アイデアを発散するプロセスが最初にあります。
・ここで、営業のファシリテーション力の見せ所です。ファシリテーターは、自らは意見を言わず、
「指導」ではなく、「支援」のたち位置を間違わないようにする。
1.「支援」なので、「場をつくる」 「意見を出やすくする舵取り=主体性」 「発言を聞き取る力、質問力」「参加者を認める」
などのスキルが求められる。
2. めまぐるしい経営環境の変化に対応するためには、多様性な意見を共有し、そこから課題を抽出する
スタイルでなければ、対応できないところまできている。
これからのリーダシップ像も、ファシリテーター型リーダーシップが主流になると考えます。
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