今回は、社内報でできること、それを、社内コミュニケーションではなく、労務管理的側面から考えてみる。
有名な【ハーズバーグの衛生理論:1959年】から見てみると、仕事へのやる気を増大させる(促進要因)、動機づけ要因(直接要因・満足要因)には次のものがある。
◇ やりがいのある仕事をとおして達成感を味わえる(達成)
◇ 達成した結果を上司や同僚に認められること(賞賛・承認)
◇ 仕事のなかに自己の知識や能力を活かせること(仕事そのもの)
◇ 責任をもって仕事を任されること(責任)
◇ 仕事をとおして能力を向上させ、人間的に成長できること(成長)
この中で、
◇ 達成した結果を上司や同僚に認められること(賞賛・承認)
については、社内報の誌面上で、「パチパチ」してあげることで、フォローすることができる。
もう一つ、さらに有名な【マズローの欲求5段階説:1970年】より。
その段階を下からいくと、
◇ 生理的欲求
◇ 安全、安定の欲求
◇ 社会的、愛情的欲求
◇ 自我、自尊の欲求 (人から認められたい、人からほめられたい)
◇ 自己実現の欲求 (自分の考えを実現したい、自分が思うように仕事をしたい)
この中でも、同様に、
◇ 自我、自尊の欲求 (人から認められたい、人からほめられたい)
については、社内報の誌面上で、「パチパチ」してあげることで、フォローすることができる。
社内報を通じて、社内の公式メディアで取り上げることで、その取り上げられた社員に対して、モチベーションをあげる効果がある。
社内報に、社員をいかに多く掲載するか。
という問題は、いかに読ませるか、という問題とともに、いかにモチベーションをあげるか、という問題にも結び付くのである。
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