電気自動車に乗るための住まいの備え - オール電化住宅 - 専門家プロファイル

小川 哲史
健康住宅そよかぜの家一級建築士事務所 一級建築士
京都府
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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電気自動車に乗るための住まいの備え

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今年は、ハイブリッド車が飛ぶように売れ、トヨタのプリウスは10ヶ月待だとか。対抗するホンダも、フィットをはじめハイブリッド車をどんどん市場に投入しており、もう珍しい存在ではなくなりつつあります。

一方三菱や日産は、電気自動車を市販車に導入し始めました。

三菱は軽自動車サイズのアイミーブを、日産は普通車サイズのリーフを投入し、量産体制に入っているようです。価格も補助金などを利用すればまあまあのところまで下がってきました。

これから電気自動車やハイブリッド車を購入しようという方が、増えていくことと思いますので、電気自動車に乗るための住まいの備えについて考えてみました。

 

まず必要になるのが充電設備です。

電気自動車はいうに及ばず、ハイブリッドカーでもプラグインタイプと言って充電可能なタイプを購入した場合、自宅で充電をする必要があります。

充電は、100V・200Vどちらでも可能なのですが、例えばリーフを空っぽから満タンに充電するのに、200Vだと8時間ですが、100Vだとその倍くらいかかってしまいますので、現実的には200Vの電源設備をつける必要があります。

電源は専用回路をとる必要があります。2台の電気自動車を同時に充電したい場合は、2回路必要になります。そしてコンセントは充電ケーブルに対応した新型のものを設置する必要があります。

このコンセントを設置する工事費は、だいたい10万円くらいです。

新築の場合ですと、あらかじめ作っておけるので、わずかな出費で設置することができます。

 

ところで、電気代ってどれくらいかかるのでしょうか?

リーフの電池容量が24kwh、1kwhあたり20円で計算すると、空っぽから満タンまで充電して480円です。

これで最大200km走行可能とのことなので、2.4円/kmということになります。

ガソリンを140円/Lだと、超低燃費の30km/Lとしても、4.6円/kmとなり、電気自動車の方が断然安いということになります。さらに、充電を深夜電力でした場合、電気料金は3分の1くらいになりますので、8円/kmとなり、かなりお得ということになります。(ただし、深夜電力の割引を受ける場合は、料金体系を変えることになるので、昼間の電気代は少し割高になるので注意が必要です。)

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