
- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:広告代理・制作
- 山藤 惠三
- (クリエイティブディレクター)
- 山藤 惠三
- (クリエイティブディレクター)
伝えたいことがひとつにまとまらず、文字が多くなることがある。
一発で消費者に理解され、共感されるコンセプト(ひと言でセールスができる言葉)が
思いつけばいいが、煮詰まることがある。
特に、不動産の金利にまつわる話や買い時のお知らせ、
戸建かマンションかという具合に、ほぼ無理やりの説得を要する場合は
文字が多くなる。
そこで最初に消費者をなめる考えが出現する。
「文字の多い広告は読まれない」ではなく、
つまらないことがたくさん書かれている広告が読まれないだけ。
マンションの広告で、「戸建VSマンション」って、オチが見えているし。
そこで、次になめたアイデアが生まれる。
マンガにしよう!
キャラがやたらと長い説得調のセリフを話しているマンガがある。
たぶん、効果は同じだ。
医療系のドラマで、登場人物が不自然にオペの内容を語るシーンがあるが、
あれだって、脚本家はできる限り不自然さをなくす工夫をしている。
マンガにするとか、図表を入れるかとが問題ではなく、
不自然なことはしない。
わかりやすさを考える。
以上が重要。
消費者をなめてはいけない。
ちなみに、どうしてもマンガを入れたい場合は、内容よりも絵の感じが大切。
ここもあまり気にされていない。
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