素で勝負しなければならない時代 - 広告戦略・媒体計画 - 専門家プロファイル

菅野 真一
菅野デザイン企画 代表
グラフィックデザイナー

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対象:広告代理・制作

赤坂 卓哉
赤坂 卓哉
(クリエイティブディレクター)
山藤 惠三
(クリエイティブディレクター)
山藤 惠三
(クリエイティブディレクター)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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素で勝負しなければならない時代

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日本人は文字で表現する事が好きな様です。
日本語で書かれている記事は一番多く、英語を抜き、
全世界の3分の1に達しているとも言われています。

インターネット上ではモノや、サービス、
お店の評判はイヤという程あふれています。
これだけ情報が多いと、多すぎて何か買うにしても
何を選べば良いか解らなくなってしまいますね。
そうなると、実際に買った(使った)人の言う事に耳を傾け、
実際の購入の場面でも非常に大きな影響を受けます。
利害関係のない第3者が言う事なのだから、
間違いないだろうと思う事は当然です。

しかし、そうなると
企業(お店)がお金を出してして出稿している
広告の立場はどうなるでしょう?
地域に根付いた媒体として、
何をいくらで売っているかという情報などは、
まだまだ無くてはならないものですが、
いくら真摯に事実を伝えようとしても、
クチコミは簡単に信じるが、
広告は疑って見る傾向が強くなっています。

世の中の流れに抗うのは得策ではないでしょう。
広告の作り手も時代の変化に対応する
努力も当然必要ですが、
もう一つの方法として、
広告だけに頼るのではなく、逆にこの流れに乗って、
ネット上でクチコミされ易い営業をしていってはいかがでしょうか。

広告では、写真やクリエイティブなどにより
実際より良いイメージに見せる事も出来たかも知れませんが、
ネット上のクチコミでは、いくら体裁よく繕ってみても、
実際の利用者が良くも悪くも、実態を勝手にしゃべってくれます。
逆に考えたら、
宣伝が下手で思うように売れなかったが、
本当に良い商品やサービスを提供している
自信がある店には追い風になります。
それならば、
本当に「良い商品」「良いサービス」
を提供する「良い店」になってしまいましょう。

裏側まで見られても恥ずかしくない。
自分が消費者でも、ここで買いたいと思えるような店なら、
利用した人が、頼んでもいないのにドンドン良い評判を
ネット上に書いてくれます。
言わずもがなですが、一朝一夕にはいきません。
しかし、その位やらないと生き残れない時代は
すぐそこまで来ているのかも知れません。

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