●住育と子供 その1 住宅が育てるという考え方
最近、住育という言葉が流行しています。
これは住宅や住環境が人を育むという考えで、昔からある考え方でもあります。それが「住育」という言葉が出来、世の中の人に再度認識される動きはとてもいい流れだと思います。
しかし、多くの人が「住環境が家族の生き方や将来などに影響している」という実感は余りありません。例えば、今住んでいる住環境はどういった基準で選んで
いますか?仕事の都合、両親の都合、お金の都合・・・など色んな基準を挙げる事が出来るでしょう。
そしてまさにその基準が、今生活している「ベース」になっていることにまず気づくことが重要になってきます。''それが家族にとってどのような影響を与えている
でしょうか?''
これは子育ての枠を超え、家族がどのように育っていくか?にもつながる大きなテーマです。このシリーズでは、住育と家族、子供との関係についてお話していきたいと思います。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
082-207-0888
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