普段の生活をイメージする。 - 戸建てかマンションか - 専門家プロファイル

野城 郁朗
株式会社アスナロデザイン 代表
不動産コンサルタント
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普段の生活をイメージする。

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マンションか戸建か

様々な家の広告やパンフレットの間取りを見ていると、
気づくことがあります。
キッチンの配置やスペースは特に気になります。

 
「食器棚はどのくらいの大きさまで置ける?」
「レンジ、炊飯器、家電製品はどこに?」

 
キッチンの背面がとても狭いプランがある。
冷蔵庫を置くと、レンジ台だけで、いっぱいになりそう・・・・。
「不便だろうなぁ~」こんなことを思います。

もちろん 逆に
「おっ!これは使いやすそうだ!」と感じることもあります。

 
これらは、日々の使い勝手を思い浮かべるとスグに想像できますよね。
特に、キッチンや洗面室は実用的な場所ですから、
日々の行動を思い浮かべるとイメージが湧きます。

この実用的に重要でもある部屋の
使い勝手が悪いと不満の多い家となってしまうのです。

 
家は、「価格、立地」の優先順位が高くなります。
これは家選びとして、先ず先に考えること。
これが、ある程度決まれば、次に間取りですよね。

 
家族構成に見合う間取りのタイプを探す。
1LDK・2LDK・3LDK・4LDK・・・
そして、各部屋の大きさ、収納量が気になります。
そして、キッチンなどの水周りの使い勝手。
部屋の広さのチェックは、当然ながら必須事項。

 
しかし、大切なのは、
その間取りにおいて暮しているイメージを膨らますことです。
今の暮らしをベースにして考え、
新しい家での暮らし方をイメージしてみる。

 
これには、夢を描くだけでなく、
実用性も含めて考えるとよいのです。

 
・朝、昼、晩の家族の行動。
・洋服・靴の量
・食器や調理器具の量
・家電の置き場をイメージする。

 
当然、あれもこれも、全てきちんと納まることはありません。
妥協は必要です。
この「妥協」実は大切なんですね。

 
「妥協」するというとマイナスイメージですが、
「妥協」することは、ご自身の中で優先順位を決定しているということ。
優先順位を考えて決めた家は、暮らしてからの後悔が少ないのです。
実用性における使い勝手を、先ずは考えてみてくださいね。

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