今回は、「売り手側の意識」についてです。
前にも書きましたが、買い手側としては、
知りたい部分でもあると思いますのでまた書いてみました。
「売り手」と「買い手」
この2つは、どう転んでも、同じになることはありません。
当然ですよね。売る方と買う方ですから。
売り手側は、どのようにお客様のことを考えているのでしょうか?
ある会社では、社員に、このように問う会社があります。
「あなたの給料はだれからもらっていますか?」
皆さんも一緒に考えてみてください。
社員A:会社です。
社員B:社長?
社員C:・・・・
社員D:“お客様”です。
「その通り!! お客様です。」
社員とこのようなやり取りをする会社があります。
お客様が家を買ってくれなければ、会社は成り立ちません。
もちろん、社員の給料も払えなくなるのですから・・・。
だから、給料はお客様から頂いている。
会社理念に「お客様に感謝をする。」という言葉がよく使われます。
しかし、実際に感謝の気持ちを表した会社が少ないのです。
忘れてしまっているのかもしれません。
毎朝、朝礼で「感謝する」と連呼しても、
毎朝の掛け声だけになってしまっている会社も少なくありません。
それどころか、とにかく、理不尽に契約を急がせ、お客様を困らせる。
本来、契約を急がせる、理由は、
「お客様にメリットがある」ということでなければ、いけないはずです。
しかし、現実は、ほとんどが、会社都合をお客様に妥協してもらっている。
これは、基本理念に反します。
もちろん、全ての会社が当てはまるわかではありません。
基本理念は、十分わかっているのですが、
どうしても、会社の売上のため、実績のため、
会社志向の「・・・・ため」が、
顧客志向を実現できなくしています。
これにより、買い手側は不信感抱くようになります。
よくない方向ですよね。本末転倒です。
しかし、「お客様に満足してもらうための家を造る。」
この理念がブレない会社もあります。
このような会社は、社長の顔が見える規模の会社が多いのですが!
売る手段について、全力の力を注ぐのではなく、
どうしたら、お客様が満足してくれるのか、
これに、会社全体で、懸命に取り組んでいます。
素敵な会社ですよね。
時代は変わっても、人の感情は変わりません。
このよう会社は、人から人に伝わり、
どんな時代でも、行列のできる会社になっています。
大手の住宅メーカーが、
「向こう3年、売上は期待しない。顧客への意識改革に取り組む」
と言ったら、凄いことになるでしょうね。
買い手側も安易に決定しないことでしょうね。
・今、契約すると、これだけの値引き。
・他の方が、待っているので、今契約してくれないと。
惑わされないことです。
自分自信の意思をしっかりともつこと。
考えてみてください。数千万円も払うのですよ。
なんで、安い営業されなくてはいけないのか?
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