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茅野 分
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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ガンもうつ病も恐くない!自然法則に従った食事法とは?(7)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・それでは毒血症になってしまった場合、人間はなぜ病気になったり具合が悪くなってしまうのでしょうか。病気にはそれぞれ異なった病名が付けられていて、何千もの病気が存在していますが、ナチュラル・ハイジーンの考え方によれば、多くの病気は人体が毒を体外に排除しようとする作業の過程で起こる必然の結果だ、と説明されています。つまり人体は、溜まり続ける毒を半ば強制的に排除する目的で、病気を発症させたり様々な症状を引き起こすのです。

 

例えば毒が、鼻や咽頭付近に溜まってくれば、鼻水やくしゃみ、のどの痛みといった鼻炎、咽頭炎の症状を引き起こしますし、気管支や肺のあたりに溜まれば、咳や痰といった気管支炎や肺炎の症状を起こします。また胃腸や腹部に溜まれば、下痢や腹痛といった胃腸炎の症状が、皮膚や皮下組織に溜まってくれば、湿疹や蕁麻疹などといった皮膚炎の症状に見舞われます。どのような症状や病気が現れるかは、その人の体質や毒の溜まる分布などの条件によって、様々なバリエーションがあります。

 

毒が蓄積し始めて初期のうちには、風邪や胃腸炎、湿疹などといった軽い急性疾患にかかりますが、もしその毒の蓄積を放置した場合には、慢性胃炎や慢性気管支炎などの慢性疾患を背負い込むことになります。さらにそれが進んだ場合には、動脈硬化から心臓病や脳梗塞などといった血栓症、それから肝硬変やアルツハイマー病などの難治性の病気にかかることになります。そして毒血症の最終ステージでは、細胞が体のコントロールを逸脱して爆発的に増殖する、ガンという病気にかかるのです。

 

ただ見方を変えると、各々の病気や症状は、人体が毒を排出して体内を浄化するための重要なプロセスだ、と言い換えることも可能です。つまり病気にも症状にも一定の意義というものがあり、体が浄化作用に懸命に取り組んでいることを理解し、それを暖かく見守る姿勢が大切です。それを解熱剤などの薬で抑えてしまうのは、排毒のプロセスを阻害して体内を浄化する好機を逃してしまうことにもなりかねません。むしろ大切な要素は、その排毒のプロセスを助けて体をサポートすることにあります。

 

従って毎日の食事に於いても、体に毒が溜まりにくい、あるいは毒の排出を助けるような食材や食べ方を選択するのが、賢い食生活のあり方ということができます。逆にいうと、体内で毒になるような食材を好んで食べ、排毒を阻害するような食べ方を繰り返していると、自ずから有害な物質が体内に蓄積し、様々な病気の発症や増悪に結びつきます。まさに「病は食から」ということができるのです。

 

それでは、体内に老廃物や酸化物質などの毒を溜めないような食事、あるいは毒の排出を促進するような食事というのは、いったいどのようなものなのでしょうか。それを考えるにあたっては、何を食べるか(食材の選択)、いつ食べるか(食事時間)、そしてどのように食べるか(調理方法や食べ合わせ)を工夫する必要があります。その全てが満たされた時に初めて、毒の溜まらない、本当の意味で健康的な食生活が実現するのです・・(続く)

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