- 久米 幸絵
- ル・シャンティエ
- 神奈川県
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
こんにちは、初めまして。
お料理教室「アトリエ・デュ・シャンティエ」主宰の久米幸絵と申します。
日々のことはブログhttp://lechantier.exblog.jp/
でも綴っていますが、今回は簡単に自己紹介を兼ねて、初コラムを書かせていただきたいと思います。
まずは私のお仕事の大きな柱のひとつである、お料理教室について。
生徒さんは近所の方が中心で、皆さん、教室に通ってこられる目的は様々です。
年齢層は20代から60代までで、たまに男性の受講者もいらっしゃいます。
生徒さんに共通している点は、皆さんとても生活を楽しむ事が上手だ、ということです。
お料理は、家庭の主婦なら嫌でも毎日こなさなければいけない、日常の仕事のひとつ。
最近はデパ地下などのお惣菜も充実しているし、あえてお料理をせずに生活しようと思えばいくらでも可能です。
そんな世の中で、あえて自分で自分でお料理をする理由ななんでしょうか。
いちばん大きな理由として挙げられるのが、みなさんは「お料理するのが好き」だということ。
生きていく上でのルーティンワークとして嫌々作るくらいなら、コンビニや総菜店、
外食産業などに外注してしまえば、料理する時間を他の好きなことにあてることができます。
それをあえて、自分で作りたいと思う人たち。
私も含め、そういう人は「他の好きなこと」というのがお料理だったりします。
要するに、料理やお菓子を作ることを趣味として楽しんでいるわけですね。
私は、お料理ほど生活に密着した、実りの多い余暇の過ごし方はないのではと思います。
私自身の社会人時代、残業続きで帰宅するのが23時過ぎる日々が続いていたときも寝る前に、なぜか肉じゃがのようなお惣菜を突発的に作ったりしていました。
そういうときは特に食べたいからというわけではなくて、忙しすぎて流されてしまいそうな日々の中で、私にとっては包丁を握ってじゃがいもの皮をむき、お鍋を火にかけて料理を作るという一連の行動が、自分らしさを取り戻す時間として、効果があったということです。
それから、また別のお料理の楽しみ方として、その料理の文化的背景を知るということがあります。
色々な場所に旅行したときに、旅先で出会ったおいしい味の背景には、その土地の気候やそこで生活している人たちの文化的要素など、興味深いおはなしが沢山、眠っています。
歴史や文化、宗教などを改めて勉強するとなると少し気合いが必要ですが、身近なお料理に重ね合わせると、とたんに親しみやすいものになります。
ちょっとだけ大げさな言い方をすると、料理を通して、台所を通して世界を知ることだってできてしまうわけです。
そんな風に、いろいろな楽しみ方ができるお料理。
今まで興味がなかった人、これから挑戦してみたいと思う人に、少しでもお料理の世界の楽しさをお伝えすることができれば、とても嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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