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「食」の価値が下がっていると感じます。
若年層では、「きちんと働けるカラダ」でいられるのは、食事から栄養素を摂取しているから・・・
という基本的な概念が欠落している人が多いようです。
また、最近の低価格競争で、外食の価格が低下していることも「食」の価値を下げる一因に
なっているのかもしれません。
若い人から、「食事なんかにお金をかけたくない」という声を聞くたびに、
食育の重要性を痛感します。
このように、食の価値を理解していない人に、最初から栄養指導をしても意味がありません。
実際、「野菜料理は高いからつけたくない」という意見は多いのです。
食事も出費を伴うものですから、価値が低いものにお金は払えないということになるのです。
そこでまず必要なのは、「社会人としての食育」です。
「食」の価値、意味の再認識なのです。
その上で、経済的なことも踏まえた栄養指導につなげることで、実際の食生活に変化をもたらす
ことができます。
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