何のためのチラシですか? - 広告戦略・媒体計画 - 専門家プロファイル

菅野 真一
菅野デザイン企画 代表
グラフィックデザイナー

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赤坂 卓哉
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山藤 惠三
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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何のためのチラシですか?

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内容はともかくチラシをまけば集客(または売上げアップ)できるという時代は
とうに終わりました。
では、どのようなチラシなら効果があるのでしょう?

まず「何のためにやるのか」という目的をハッキリさせなければなりません。
・新規客(または見込客)集客のためなのか?
・既存顧客に対してより深い理解をしてもらうためか?
・顧客に新規客を紹介して欲しいのか?
・客単価を上げたいのか?
・(ヘアースタイルなどの)提案のためか?
・商品の案内のためか?
・スタッフ募集のためか?
・長期的な売上げ確保のためか?
・一時的な売上げ確保のためか?


・新規(または見込客)集客が目的だったら売上げは求めてはいけません。
・顧客への告知だったら、そもそもチラシではなくDMの方が適しています。
・初めてのお客様がいきなり高額の商品(サービス)を購入するでしょうか?
・募集であれば専門機関への求人が良いでしょう。
・長期的な売上げが欲しければ、告知の前に
そのための仕組みを作り上げなければなりません。

・・・そう考えると、実質は
1、一時的な売上げ確保のため【ありふれた商品(サービス)でも地域で一番安くする】
2、商品(サービス)の案内のため【他店では扱っていないような価値のある商品(サービス)】
チラシが最良の媒体となる場合はこの2点になると言えそうです。
しかし、1は前回書いたような理由により、あまりお勧めできません。

という事で、
2の「商品(サービス)の案内のため」ならチラシをまいても効果が期待できる
という事が見えてきました。

しかし、ここまではまだ第一段階です。
「いつ」「誰に」「どこで」「何を」「いくらで」「どうやって」
提供するのかという事を考えれば、上手くいく可能性が高まります。

次回以降詳しく書いていきたいと思います。

 

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