近年ワークルームという言葉が使われて久しくなります。
ワークルームとはすなわち「仕事をする部屋」「勉強する部屋」とも訳すことが出来ますが、子供にとってのワークルームは、将来の職場環境と同じだと考えています。
一般会社の職場をイメージしていただければいいのですが、年齢層の違うメンバーが机を並べて、それぞれが違う仕事に取り組んでいたりしています。
その状況は、家庭のワークルームで親子でそれぞれ好きなことに取り組んでいる様によく似ているのです。「集中できないよ」というふうにいう子供もいるかも知れませんが、こういった環境で物事をすることが出来る精神性は、世の中に出たときにはとても重要です。
家の大きさによって、ワークルームをリビングルームと併用する家庭もありますがそれもすばらしいことだと思います。
ぜひ家族で、ワークルームの活用方法について話をしてみてください。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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