住宅の品質を9項目に渡って等級別に表した物差しで、等級が高い程、品質の良い家と云えますが、全ての項目に渡り高等級を取得する事はありません。余分なところにお金が掛かりすぎて、割高の家になってしまいます。
自分がその家の何にこだわっているのかを良く考えてその等級だけ高等級にすれば、安くて自分の考える質の良い家が出来るのです。
極端な話しが、こだわりがどの項目も無ければ、全て最低等級でも自分の考える、安くて質の良い建物となるのです。
性能表示制度の要点は、高等級を取得する事にあるのではなく、第三者に自分の家を客観的に評価してもらい、自分の求める品質を確保しようとするものなのです。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
06-6714-6693
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