- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
著者は行動することの重要性を訴えていますが、特に、人は行動する前に「決断」をしていることに着目しています。
この決断にもレベルがあるとのこと。
この分類が面白かったのでご紹介します。
■決断の四つのレベル
1 決められない
2 決めざるを得ない
3 決めちゃえ
4 あらかじめ決めておく
この中で理想的な決断は「4」の「あらかじめ決めておく」です。
あらかじめ決めておくことで、一度シミュレーションしたことになり、その後の変更もゆとりをもって決断できるのです。
「1 決められない」は、過保護に育てられた人に多くみられる傾向です。
常に周りに決めてくれる人の存在があったため、自分で決めてこなくても生きてこられる人生だったのでしょう。
でも、これからの変革期にはこういう人は厳しい状況に追い込まれます。
「2 決めざるを得ない」は、先々を考える余裕がないため、問題意識に乏しく、
その結果、意思決定や行動が後手になる人。チャンスを逃し、ゆとりのない人です。
「3 決めちゃえ」は、一時的や勢いやエネルギーだけで直情的に行動してしまう人。
このタイプの人は、ギャンブルにはまる人の心理に似て、うまくいったときのことだけを記憶して、
うまくいかなかったことは頭の中から削除してしまうようです。
無茶と冒険の区別、消極的とマネジメントの区別、衝動的とバイタリティーの区別がつかない人です。
以上、
さて、自分はどのタイプに当てはまるでしょう・・・?