決断にもレベルがある - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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決断にもレベルがある

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夢を実現する力 私が“成幸”するまでに掴んだ教訓
プロセールスの世界で圧倒的な実績を誇る桑原正守さんの著書『もし、坂本竜馬が営業マンだったら』という本を読みました。

著者は行動することの重要性を訴えていますが、特に、人は行動する前に「決断」をしていることに着目しています。

この決断にもレベルがあるとのこと。

この分類が面白かったのでご紹介します。



■決断の四つのレベル

1 決められない

2 決めざるを得ない

3 決めちゃえ

4 あらかじめ決めておく

この中で理想的な決断は「4」の「あらかじめ決めておく」です。

あらかじめ決めておくことで、一度シミュレーションしたことになり、その後の変更もゆとりをもって決断できるのです。



「1 決められない」は、過保護に育てられた人に多くみられる傾向です。

常に周りに決めてくれる人の存在があったため、自分で決めてこなくても生きてこられる人生だったのでしょう。

でも、これからの変革期にはこういう人は厳しい状況に追い込まれます。



「2 決めざるを得ない」は、先々を考える余裕がないため、問題意識に乏しく、

その結果、意思決定や行動が後手になる人。チャンスを逃し、ゆとりのない人です。



「3 決めちゃえ」は、一時的や勢いやエネルギーだけで直情的に行動してしまう人。

このタイプの人は、ギャンブルにはまる人の心理に似て、うまくいったときのことだけを記憶して、

うまくいかなかったことは頭の中から削除してしまうようです。

無茶と冒険の区別、消極的とマネジメントの区別、衝動的とバイタリティーの区別がつかない人です。


以上、

さて、自分はどのタイプに当てはまるでしょう・・・?