- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
そういう人は、人と会った後、必ずその日のうち〔遅くとも翌日まで〕には、メールで相手にコンタクトをとっています。
例えば・・・
「今日はお忙しいところ時間をとっていただいてありがとうございました。とても楽しいひとときでした云々・・・」
本当に感謝の気持ちがあるからこそ、即、行動に移されるのでしょう。
いっしょに会っている時には、面と向かっては聞くことのできなかった言葉を、改めて文面にしていただくと、本当に嬉しい気持ちになります。
そして、またその人と会いたくなるし、何かあれば協力してあげたいと思うのが自然な情です。
一方、こういうマナーには無頓着な人もいます。
例えば、好意から食事に誘ってご馳走してあげた後など。
こちらは別にお礼をいって欲しくてご馳走しているわけではありません。
でも、その後なんの音沙汰もないと、「あの時共に過ごした時間は、いったいどんなふうに受け止められたのだろう・・・」
とちょっぴり不安な気持ちにもなります。
残念ながら、こういう人には、その後、自分の大切な友人は紹介できません。
また同じような対応をされると思うからです。
特に、初対面の第一印象はとても大事です。
親しい間柄になってくると、逆に改まったお礼というのは水臭く、距離を感じるので省略は可能ですが・・・
初めて会う人の場合は、本当に慎重に丁寧に対応する必要があると思うのです。
まずは、「常に自分から先にお礼のメールを送る」という心がけが大切かなと思います。