- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
筋ジストロフィーという難病にかかって亡くなったお子さんにまつわる実話です。
病気がわかってから余命一年と告知された後の生き方についてです。
その子の親は、子どもに病気の告知をすることができませんでした。
しかし、子どもは衰える体から自らの死を悟ります。
最初は絶望の淵に落ちましたが、その後だんだんと、学校のクラスで行われる行事や修学旅行などに参加するようになるのです。
もちろん自分ひとりでは動けません。
最初は、病気のことを知らずに、いじめる子もいましたが、だんだん事情を知った子ども達が、その子を支えるために、交代でおぶったり、荷物をもったり・・・と協力しあうようになっていくのです。
その子の存在が、クラスのあり方を「愛」へと変えていくのです。
今回、この話題を通じて伝えたいことは、同情ではなく、すべての人が「今日限りの命」と思って生きることが大切だ、ということ。
今日思いついたことは先延ばしせず、今日のうちにやりきってしまいましょう。